精神科に特化した訪問看護ステーション コルディアーレ

BLOGブログ

精神科訪問看護の年収事情は?平均年収や仕事内容をご紹介!

看護師と一言で言っても、領域や働く場所、働き方によって千差万別です。特に精神科訪問看護師の仕事は、一般的な訪問看護師に比べてあまり知られていない現状があります。精神科訪問看護に興味がある方は、実際の仕事内容や給与について気になりますよね。

今回は年々需要が高まる精神科訪問看護について、年収や仕事の実際を紹介したいと思います。

精神科訪問看護の平均年収は?

精神科訪問看護の平均年収はずばりどれくらいなのでしょうか?病院看護師や一般の訪問看護師との違いも気になるところです。ここではそれぞれの働き方の年収を比較しながら解説していきます。

■病院の看護師との違いは?

精神科訪問看護師の平均年収は、約370万円〜500万円ほどです。地域差・年齢・管理者であるか否かによって多少の差異がありますが、看護師の中でも比較的個高い年収です。

病院看護師は夜勤の有無で大きく収入が変わってきます。「夜勤がない働き方の中では高年収」という印象を抱く方が多いのではないでしょうか?

■一般の訪問看護との差はある?

一般の訪問看護師の平均年収は420万円〜500万円であり、精神科訪問看護師の年収と比較してもあまり変わらないのが現状です。

精神科訪問看護では基本的には夜間の電話対応(オンコール)がありません。オンコール手当や時間外緊急出動手当と呼ばれる手当がなくても、一般の訪問看護との著明な差がないということは、基本給がやや高めといえるでしょう。

■コルディアーレの収入例は?

コルディアーレは精神科に特化した訪問看護ステーションです。日曜固定の週休2日制や土日祝日休み、週3休正社員など働き方を選ぶことができます。また勤務時間も9時〜18時だけでなく、10時スタートや17時退勤も可能です。

例えば9時〜18時勤務、週休2日制の正看護師では月収31.1万円〜37.3万円程。諸手当含み、年収にすると403万円〜483万円程です。諸手当には経験年数手当や訪問看護手当などが含まれます。

精神科訪問看護の仕事内容は?

精神科訪問看護師の仕事内容は一般的な訪問看護とは異なる部分も多く、イメージしにくい方もいるでしょう。また同じ業務でも、精神科訪問看護ならではの視点があるものもあります。

ここでは、精神科訪問看護師の仕事内容について詳しく解説します。

■バイタルサイン測定

身体と精神は相互に関係しています。身体的な不調によって精神状態が不安定になったり、逆に精神状態の変化が身体症状として現れたりすることもあります。利用者様の全身状態を把握することは重要です。また利用者様の中には、長期間内服を続けておられる方や、薬の種類や量、飲み方を調整した方もいます。作用の評価や副作用の早期発見ができるようバイタルサインを測定し、全身状態を観察します。

■コミュニケーション

コミュニケーションを通して精神状態の把握に努めます。利用者様の体調によって話し方や態度が変化することもあり、訪問時に現状を確認することで状態悪化の早期発見や予防に繋がります。言語的なものだけでなく非言語的コミュニケーションからの気づきも多く、精神状態の観察がとても重要になります。また利用者様にとって訪問看護師とのコミュニケーションそのものが、他者との関わりを持つ機会として社会復帰へのステップとなることもあります。

■家族支援

精神科訪問看護では、利用者様だけではなくご家族への支援も行っていきます。

ご家族が精神的、身体的に健康であることは、利用者様本人にとっても回復の後押しになります。ご家族の不安や疑問・相談に対し、支援や情報提供を行います。

また利用者様の状態に合わせたコミュニケーションの方法などをご家族にも伝達します。利用者様とご家族の良好な関係作りにも繋がります。

■社会復帰支援

復学や就労復帰、社会復帰に向けて、主治医や地域の保健師など関係機関と連携をとりながらサポートを行います。社会資源を活用できるようサポートすることももちろん大切ですが、生活のリズムを整え自立を支援していくこともとても重要です。利用者様の生活、疾患に合わせてひとりひとりに寄り添い、その方に合った支援を行っていきます。

精神科訪問看護に必要な資格は?

精神科訪問看護を始めるにあたって、必要な資格はあるのでしょうか?

実際は看護師免許以外に必要な資格は特にありません。なかには以下の資格を持った看護師もいるので紹介します。

■認知症ケア専門士

一般社団法人日本認知症ケア学会が主催する民間資格です。「認知症ケアに対する優れた学識と高度な技術、および倫理観を備えた専門技術士を養成し、日本における認知症ケア技術の向上ならびに保健・福祉に貢献する」ことを目的とし「認知症ケアのプロ」と称されます。

■メンタルケア心理士

メンタルケア学術学会と一般社団法人生涯学習開発財団が認定する民間資格です。「医療・福祉・教育・産業・公共サービス等での相談援助および心理カウンセリング、心理療法によるカウンセリング業務従事職やコミュニケーション向上で求められる基礎能力を有することを証明」するものとされています。

精神科訪問看護に向いている人は?

精神科訪問看護に興味はあるけど自分に合うかわからないと躊躇していませんか?

ここでは、精神科訪問看護師に向いている人の特徴を4つご紹介します。今の自分に当てはまるだけでなく、こんな自分を目指したいという方にもおすすめです。

■精神的に安定している人

利用者様の中には精神状態が不安定になりやすい方もいるため、担当する訪問看護師側の精神の安定が重要です。利用者様の言動や態度を過度に気にしすぎず、考え方や環境を柔軟に受け入れられる方も精神科訪問看護に向いています。

■コミュニケーションが得意な方

コミュニケーションが得意な方は精神科訪問看護にとても向いています。あなたのコミュニケーションスキルを、ぜひ利用者様の支援に活かしてください。利用者様との関係構築や、利用者様の回復、社会復帰に繋がったと感じた時のやりがいはひとしおです。精神科訪問看護を通して更なるスキル向上も目指せます。

■家族支援も同時に行っていきたい方

ご自宅に訪問する精神科訪問看護ではご家族への支援も重要です。ご家族の相談役となり不安の軽減を図ったり、時には休息を促したりします。また利用者様とご家族間の仲介役となることもあります。利用者様だけでなく、ご家族へのケアも大切にしたい人が活躍できる場所です。

■ワークライフバランスを重視している方

コルディアーレは精神科専門の訪問看護ステーションなので夜勤やオンコールはありません。休日の取り方や勤務開始、終了時間の融通が利き、残業もほとんどありません。子育てや趣味などのワークライフバランスを大切にしている方にとてもおすすめです。プライベートが充実していると、仕事の充実度も上がりますよね。

精神科訪問看護は収入とやりがいのバランスが重要!

精神科訪問看護は、利用者様やご家族とコミュニケーションを図り、自立にむけた支援やサポートを行っていくやりがいのある仕事です。「精神科訪問看護師になって看護の真髄を学んだ」という声もあります。やりがいと収入、プライベートのバランスは、充実した人生を送るうえで欠かすことができないものです。

丁寧な研修、OJTがあるので未経験の方やブランクのある方も安心してスタートできます。コルディアーレでワークライフバランスを大切に働いてみませんか?興味のある方は気軽にお問い合わせください。

CONTACT

お問い合わせは最寄りの訪問看護ステーションもしくは、
お問い合わせフォームよりお気軽にご連絡ください。