精神科に特化した訪問看護ステーション コルディアーレ

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【事業所インタビュー】第2弾:事務員編 ~東村山の事務員さんにお仕事のやりがいや職場の雰囲気について聞きました~

1.この仕事に就いたきっかけ

【大里】
まずは皆さんがこのお仕事を始められたきっかけをお聞きできればと思います。
初めに、訪問看護の事務のお仕事に興味を持ったきっかけを教えてください。

【宇賀神】
私は元々、心療内科のクリニックで事務のパートをしていました。

正社員として働きたいと考えて転職活動をしていたところ、
精神科専門の訪問看護があるということを初めて知って興味を持ちました。

これまでキャリアを積んできた「利用者さんとのやりとり」の経験が活かせるのではないかと思い、応募してみたのがきっかけです。

【大里】
個人クリニックでは正社員採用はあまりないんでしょうか?

【宇賀神】
そうですね、パートでの採用がほとんどです。
JSHでは正社員募集をしていたのでそこが魅力でした。

【大里】
経験を活かすという点で、実際に働いてみていかがでしたか?

【宇賀神】
知識面で被るところがたくさんあるので、経験は役立てられているなと感じます。
利用者さんの電話応対などやりとりも比較的楽しくやっていて、お仕事は面白いなと思います。

【吉岡】
私は事務のお仕事を探していて、家から近くて通いやすいというのが初めのきっかけでしたね。

2.「訪問看護ステーションの事務員」という仕事の魅力や難しさ

【大里】
このお仕事のやりがいや、反対に難しいなと感じるところを教えてください。

【吉岡】
もう、全てにやりがいを感じています(笑)。
利用者さんからの電話対応をすることも多いんですが、気持ちに寄り添おうと努めて対応した時に喜んでいただけ時にはやりがいを感じます
病院など関係機関との連携でも同じように、電話のやりとりで顔が見えない分「どう伝えるか」というところを大事にしているのでその試行錯誤も腕の見せどころだなと思います。

【大里】
「精神科」の訪問看護ステーションならではの工夫はありますか?

【吉岡】
これまで精神科の患者さんに関わる機会が無かったので特に元々具体的なイメージを持っていたわけではありませんでした。

ただ、最初の研修で事務員も看護師さんに同行する機会があったり
利用者さんがステーションに来られることもあったりして、精神科の利用者さんと関わっていく中で症状に関係なく結局はその方に「寄り添う」という所が一番大切だなと感じています。

「精神疾患をお持ちの方」という目線よりも「その人」に対してどう接するか、ということを大事にしていますね。

【宇賀神】
そうですよね。私の場合、始めは正直少し怖いという気持ちもありましたが、しっかり向き合って理解し合うほど親しくなれるのはどんな人でも同じで、今は身近に感じるというか、イメージは変わりましたね。

【吉岡】
難しさという面で言えば、やはり利用者さんへの電話対応だと思います。
人間関係の大切な部分は変わらないとはいえ、やはり精神疾患をお持ちの方なので伝え方や言葉一つひとつを気にしなければなりません

利用者さんからの訴えを看護師さんにいかに上手く伝えるか、必要な情報を聞き取るためにどのように確認を取ったら良いのか、そういったことがやはり一番難しいなと思います。
もちろんそれがやりがいでもあるんですが。

【大里】
これまで利用者さんの対応で困ったことや大変だったエピソードはありますか?

【吉岡】
話が伝わらないという時は少し大変です。
例えばアルコール依存症の方から電話を受けて、何が言いたいのか分からず、でも必死で何かを訴えている……という時、これで電話を切ってしまって良いのか、どう返したら良いのか……と悩みました。

【宇賀神】
あと、不安になっている方や、ネガティブな言葉を発している方は心配になりますよね。

【吉岡】
そういうケースも結構ありますよね。
そういう時は落ち着いてもらえるように「深呼吸してください」と声をかけたり「今周りに誰かいますか?」と情報を拾ったりすることにつとめます。

【大里】
JSHの訪問看護が入ったことによって、そういう方が「変わったな」と感じることはありますか?

【吉岡】
そうですね、利用者さんご本人から声が挙がることもありますよ。
「コルディアーレさんが来てくれて自分の人生が変わった」とか、「生活が変わった」といったお話は実際によく耳にしています。

【宇賀神】
利用者さんの変化はよく分かります。
ネガティブなことを言っていた人も段々と明るく談笑するようになったり、
「次はいつ来てくれるんでしたっけ」と訪問を待ち焦がれていたり、
私たちを待っていらっしゃるんだな、頼りにされているんだな、と感じますね。

3.業務内容と1日のスケジュール

【大里】
次に、お仕事の流れや具体的な内容について教えてください。

【宇賀神】
仕事が9時から始まるので、だいたい8時40分くらいに出社しています。
業務開始から10時半くらいまでは書類のチェックをメインに行います。
管理日誌や看護師さんが記録した書類などを確認して、間違いがあれば関係各所に修正を依頼しながら進めていきます。

それ以降、夕方看護師さん達が帰ってくるまでの時間帯はその都度必要な業務をこなしていきます。

【大里】
具体的な業務としてはどのようなものがありますか?

【宇賀神】
例えば月末・月初はレセプト関係の処理をします。
保険証のチェックをしたり、指示書が切れそうな人がいたら病院さんに依頼したり。
他にはお金の管理もしますね。請求書を発行して、利用料金を精算する作業などです。
あとは電話対応をしたり、ステーションで使う消耗品の買い物へ出かけたりする時もあります。

4.転職を検討されている方へメッセージ

【大里】
1日をステーションで過ごされることの多い皆さんですが、職場の雰囲気はいかがですか?
転職を検討されている方へ向けて教えください。

【吉岡】
雰囲気は……一言で言うと、すごくいいですよね(笑)。

【宇賀神】
この職場は楽しいですよ。
和気あいあいとやってますね(笑)。

【大里】
プライベートなお話も結構されるような仲なんでしょうか?

【宇賀神】
そうですね、結構しています。
無駄話ではないですよ(笑)。

【大里】
看護師さんとの交流はいかがでしょうか?

【吉岡】
看護師さんとも綿密にコミュニケーションを取っています。
訪問で利用者さんがどんな様子だったのかは必ず確認しますし、ミーティングにも参加して情報を得ています。
事務員と看護師さんとの情報交換は結構頻繁に行っていると思います。

【吉岡】
あと、私たちは看護師さんをステーションから送り出す時や迎える時、「行ってらっしゃい」と「おかえり」をすごく大事にしているんです。

【宇賀神】
毎日ステーションを守ってますので(笑)。

【吉岡】
「事務員はステーションのお母さん」だと思ってもらえるように温かい対応を心掛けています。
ぜひそんな方に仲間になっていただきたいですね。

【大里】
引き続き、利用者さんも他のスタッフさんも気持ちよく過ごせるようなステーションづくりをよろしくお願いします!

インタビューは以上になります。
今日はお忙しい中、色々とお話をお聞かせいただきありがとうございました!

株式会社JSHの訪問看護ステーションでは一緒に働く仲間を募集しております。
少しでも興味を持った方はお気軽にお話をしに来て頂ければと思います。

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