精神科に特化した訪問看護ステーション コルディアーレ

BLOGブログ

大阪の訪問看護ステーションの特徴は?求人選びのポイントも解説

訪問看護の需要拡大により、全国でも訪問看護師の求人は多くなっています。

なかでも大阪は訪問看護ステーション数が全国一位で、求人も多い地域です。

そこで今回は、大阪地区の訪問看護ステーションや求人の特徴、職場選びのポイントを解説します。

大阪の訪問看護ステーションの特徴

 

全国訪問看護事業協会の「令和4年度 訪問看護ステーション数 調査結果」をもとに、大阪府の訪問看護ステーションの特徴を分析しました。

 

◼️大阪府の訪問看護ステーション数は全国1位

 

 

【令和4年度 訪問看護ステーション数】

順位

都道府県

稼働数

令和3年度 新規数

1位

大阪府

1,634

243

2位

東京都

1,427

182

3位

愛知

916

144

4位

神奈川

885

92

5位

兵庫

779

91

出典:令和4年度 訪問看護ステーション数 調査結果(全国訪問看護事業協会)

 

大阪府は、訪問看護ステーション数が全国一位という特徴があります。

大阪は総人口が東京より少ないですが、令和4年度の全国訪問看護事業協会の発表では訪問看護ステーションの数は大阪のほうが多い結果となっています。

 

そのため、大阪府には利用者受け入れ数800人以上の大規模なところから、10人以下の小規模なところまで、特徴が違うさまざまな訪問看護ステーションがあります。

 

◼️大阪府の訪問看護推進事業

 

大阪府は訪問看護推進事業として、訪問看護ステーション規模拡大推進事業や、訪問看護ステーション間のネットワークを支援する訪問看護相互連携事業などをすすめています。

さらに、大阪府訪問看護ステーション協会での新任・中堅向けの各種研修や、看護学生向けのインターンシップ開催など、訪問看護師育成にも力をいれている地域です。

大阪の精神科訪問看護の特徴

大阪府が発表している「2020年度 大阪府訪問看護ステーション実態調査」によると、精神科訪問看護を利用している人は17,142人で、訪問看護利用者の20%が精神科訪問看護を利用しているという結果となっています。

また、同調査から地区別の精神科訪問看護利用者は、北河内地区が最も多く、次いで泉南地区と泉地区が多くなっています。反対に大阪市西地区は利用者が最も少なく、精神科訪問看護ステーションの届出もありません。

大阪の訪問看護の求人の特徴

ここでは、大阪府が発表している「2021年度大阪府訪問看護ステーション実態調査」をもとに、大阪の訪問看護ステーションの求人を分析しました。

 

◼️6割以上の訪問看護ステーションが求人を募集中と回答

 

実態調査では、63.5%の事業所が看護師を求人していると回答しています。

38.5%の訪問看護ステーションが事業を拡大予定と回答していることから、単純な人員の入れ替わりのための求人だけでなく、事業拡大にともなう増員のための看護師募集も多いと考えられます。

 

◼️大阪の訪問看護師求人の特徴

 

大阪府の訪問看護師の求人は大手から小規模事業所までさまざまで、看護師の待遇や勤務体制も幅広いのが特徴です。

たとえば、育児や介護のサポートが手厚い求人や、ダブルワーク可能な求人、管理者候補から新卒まで歓迎の求人もあります。

 

実際に実態調査を見ても、運営母体は営利法人が全体の70.7%、医療法人が 17.2%を占めており、大規模法人や大手訪問看護ステーションなど、サテライト事務所を含め勤務地が選べる求人が多いようです。

調査では8割以上の訪問看護ステーションが24時間対応体制加算や緊急時訪問看護加算の届出をしていることから、24時間対応するためにオンコール体制を求められる求人は多いでしょう。

大阪の訪問看護師の平均年収は?

大阪の訪問看護師の平均年収は350〜400万円程度で全国の相場より高いですが、首都圏の訪問看護師の平均年収よりは低い傾向です。
※国税庁の令和2年度「民間給与実態統計調査結果」より算出

訪問看護ステーション実態調査では、56.7%の訪問看護ステーションが経営状態は黒字と回答しています。

事業所の経営状況は従業員の収入にも影響するため、相場より給料が高い事業所もあるかもしれません。

 

精神科訪問看護師の平均年収については、次の記事もご参照ください。

精神科訪問看護の年収事情は?平均年収や仕事内容をご紹介!

大阪の訪問看護ステーションの求人を見るポイント

病院や施設などと働き方が違う訪問看護ステーションは、職場選びのポイントも病院と異なります。

自分にあう職場を選ぶためにも、訪問看護ステーションの求人を見るポイントを理解しておきましょう。

 

◼️利用者様の状況

 

訪問看護ステーションは、地域性や事業所により利用者様の受け入れ人数や介護度、特徴が違います。

たとえば、認知症の方が多く利用する事業所や、介護度の高い方を受け入れている事業所、精神科に特化した事業所などがあります。

そのため、利用者様の状況を確認し、自分の専門知識や経験が活かせる訪問看護ステーションを選びましょう。

利用者様の状況は、求人票だけではわからない場合が多いため、一日の訪問件数も含めて面接で質問してみましょう。

 

◼️営業日やオンコール体制

 

訪問看護ステーションの営業時間は、勤務体制に関わるため、求人票でチェックしておきたい項目です。

訪問看護ステーションは、平日を営業日としているところが多いですが、土日祝日に営業している事業所であれば、休みの希望がどれくらい出せるか確認しておきましょう。

24時間対応のステーションは、オンコール対応が必要になります。

休日・夜間のオンコール体制やオンコールの頻度、オンコールから緊急対応が必要になった場合の流れなどを確認しておきましょう。

 

◼️運営母体と訪問看護ステーションの規模

 

大阪府の訪問看護ステーションの運営母体は、全体の70.7%が株式会社(営利法人)で、17.2%が医療法人です。

運営母体が株式会社の場合は、医療機関とどのように連携をとっているか確認しておきましょう。

民間企業は、経営が見えやすい傾向にあるため、訪問看護の経営を勉強したい人には向いているかもしれません。

運営母体が医療法人の場合は、医師や他部署との連携が取りやすいでしょう。

規模が大きな医療法人であれば、訪問看護以外の部署へ移動もできる可能性もあります。

 

◼️研修やキャリアアップ制度

 

病院や施設と環境が異なる訪問看護は、未経験者の人が働くには不安を感じるかもしれません。

通常は、慣れるまで先輩が訪問に同行してくれるところがほとんどですが、人手不足の事業所では十分な研修が受けられないことも。

そのため、入職前に求人票や面接で入職後の研修体制を確認しておきましょう。

また訪問看護は、看護師としてのキャリアアップが積み重ねにくいと感じる人もいます。

事業所によっては、入職後のキャリア支援や外部研修の参加補助をしている場合もあるので、あわせて確認しておきましょう。

大阪で精神科訪問看護を選ぶならコルディアーレ

コルディアーレは、全国20カ所に拠点を持つ、精神科に特化した訪問看護ステーションです。

大阪では、浪速区大国と東大阪に事業所があり、”心のこもったお手伝い”をモットーに、さまざまな年代の利用者様の在宅生活をサポートしています。

 

民間企業である当社では、働くスタッフのワークライフバランスを実現するため、勤務時間や休日を7つのパターンにわけ、スタッフの働きやすい環境も整えています。

未経験者やブランクがある方でも安心して働ける研修プログラムをご準備していますので、お気軽にお問合せください。

 

大阪地区の詳しい求人情報はこちらからご覧ください。

自分に合った求人を選ぼう!

大阪は、全国一位の訪問看護ステーションがある地域です。

地域性やさまざまな特色があるステーションのなかから、自分の希望に合う職場を選ぶためにも、ポイントを押さえた情報収集をしましょう。

 

求人票ではわからない情報は、職場見学で確かめるのがおすすめです。

この記事を参考に、大阪で自分に合った職場を見つけましょう。

CONTACT

お問い合わせは最寄りの訪問看護ステーションもしくは、
お問い合わせフォームよりお気軽にご連絡ください。