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訪問看護のやりがいは?現役看護師が挙げるリアルな「転職メリット」13選をご紹介!

看護師としてのキャリアや働き方を見直すにあたって、訪問看護師に興味を持っている方も多くいらっしゃるかと思います。
しかし「病棟勤務とどう違うんだろう?」「現場ではどのように看護が行われているんだろう?」と疑問をお持ちではないでしょうか。

そこでこの記事では、実際に病棟から訪問看護へ転職した現役看護師に聞いた
「訪問看護のやりがい」や「転職メリット」をご紹介します。

リアルな声をそのまま載せていますので、ぜひご覧ください。

【目次】

1.訪問看護の特徴
利用者さん一人ひとりにじっくりと向き合える
利用者さんの「意思」を汲んだ看護ができる
中長期的な回復が見られる
入院を事前に防ぐ「本質的な」看護ができる

2.一人の看護師としてのやりがい
自分が必要とされている実感が持てる
「ルーティン作業感」がない
病院のルールに縛られすぎない

3.働き方のメリット
自分のペースで仕事が進められる
時間の融通がきく
土日に休める
夜勤(オンコール)がない
定時に帰れる
夜勤なしで高収入を目指すことができる

4.まとめ

 

1.訪問看護の特徴

利用者さん一人ひとりにじっくりと向き合える

一人の利用者さんと接する時間が長く取れて、ゆっくりお話ができるところに魅力を感じました。
 病院にいるとどうしてもバタバタしていてあまり深く関わりを持つことができず、
 「もうちょっと話したかったのに時間がない……」と
 患者さんとのお話を切らなければいけないような場面も多かったのですが、
 訪問看護では30分くらいしっかりと時間を取ってお話できています。

・病棟だと医師や看護師から「こうしてくださいね」と指示があり「分かりました」と言って帰っていくけれど
 実際に家に帰ってからでどうなっているか、というのは見えない部分なので、生活の場まできちんと見られるのは大きな違いです。

 

■利用者さんの「意思」を汲んだ看護ができる

・その利用者さん中心で看護していけるのがいいですよね。
 利用者さん本人の「こう生きたい」「こう生活したい」という意思を最大限に尊重できるのが訪問看護の魅力だと思うんです。
 以前医師から足を切断すすめられた患者さんがいて、でもご本人は「切断は絶対したくない」と言って結局切断しなかったんです。
 それを3年くらいかけてリハビリし、みんなで直していったという事例がありました。

その人に合わせてきちんとサポートしていくということが病棟だとなかなか難しいので、そこはすごく違うところだな、と思います。

 

■中長期的な回復が見られる

・病棟だとやっぱり患者さんと関われる時間が短いんですよね。
 訪問看護では年単位で関わる方もいらっしゃって、
 その長い関わりの中で奇跡的な病状の変化や回復を見ていけるのはすごく魅力的だと思います。
 例えば、寒い時期に体調が落ち込んでしまう利用者さんに暖かい季節に少し頑張って体を動かす運動をしてもらったら、
 苦手な冬の時期も元気に過ごせた、とか。長い関わりを持って変化がきちんと見られるのは、病棟にはない魅力だと思います。

・病棟だと何か月か経てば退院するケースが多いですが、訪問看護の場合は
 「どれだけ長く(入院に至らず)外の世界にいられるか」という勝負なので、1年、2年という長いスパンで看続けられるんです。
 長い間担当していると「〇〇さんが来てくれたから良くなった」と感謝されることも多く、そういう言葉にもやりがいを感じます。

 

■入院を事前に防ぐ「本質的な」看護ができる

・「もしも訪問看護を行っていなければまた入院しなければならない状況だった」という人を
 看護の力で変えていけるというのは大きな価値だし、やりがいだと思います。

・元々病棟で働いていたんですが、一旦は退院できてもすぐにまた病院へ戻って来る方が結構いらっしゃって。
 在宅の方でもう少し看護を充実させることができれば入院までに至らないんじゃないかな、と考えるようになり、
 「自分がそこのサポートをできたらな」という思いから訪問看護に転職しました。

 

2.一人の看護師としてのやりがい

■自分が必要とされている実感が持てる

・一人の看護師として、自分の存在をきちんと感じられるのも魅力ですよね。
 病棟だと「大勢の看護師の中の一人」という感じがしますが、訪問看護では一対一で接するのアで、
 一人の看護師として自分を見てもらうことができます。
 だからこそ自分の看護に対する反応がリアルに返ってきて、やりがいを感じられます。

・訪問看護では長い間関わりが持てるので徐々にお互いに信頼関係ができてきて、
 「受け入れてもらえてないんじゃないか」「関わりが難しいな」と思っていた人が
 自分を必要としてくれていると実感した時はすごくやりがいを感じます。「関わってきてよかったな」と思うことができますね。

 

■「ルーティン作業感」がない

・病棟だと、実は看護師から患者さんへの対応がルーティン化していることが多いんです。
 特に入院歴が長い方には毎日繰り返し同じ対応を「こなしていく」という感覚で、私の中では違和感がありました。
 訪問看護では一人30分から1時間半くらいしっかりと時間を取って利用者さんと密接に関われるので、
 ルーティン作業ではなく「生活の一部」に関われていると感じています。

・訪問ごとに毎回利用者さんの違う一面を見ることができて、「患者さん」としてではなく、
「一人の人」として向き合えるようになりました。

 

■病院のルールに縛られすぎない

・ルールに縛られすぎないのも訪問看護の魅力ですよね。
 病棟では「その病棟のルール」に合わせて全員一律で対応しなければならないことに違和感を感じながら働いていました。
 一人ずつに関わっていく訪問看護だと、その人に合った対応策を引き出せるので看護をしていてもやもやすることがなくなりました。

・病院だと絶対的な「病院のルール」があるので、それを押し付けてしまえば患者さんは従うしかありません。
 でも、お家で利用者さんと接するとなると、仮にこちらが強く言っても逃げられちゃったり(笑)。
 そこをうまく駆け引きしていくのは面白く、魅力的ですね。

・病棟では「先生がこういう治療を勧めたから」と決まればそれに沿って看護をしていかざるを得ない状況で、
 みんなもやもやしていましたが、訪問看護では利用者さんの意思を聞いてそこを尊重して
 「じゃあ実現するためにはこうしていこう」とみんなで力を合わせて考えていくことができます。

 

3.働き方のメリット

■自分のペースで仕事が進められる

・病棟と違って一人になれる時間があるのでリフレッシュできて良いですね。
 車の中は基本的に一人で、例えば途中でコンビニに寄ることもできますし、
 ある程度自分のタイミングで動けるのでストレスが少ないです。
 ランチも好きなものが食べられます(笑)。

自分のペースでできるけれど、スマートフォンを活用しているのでいざとなったら連絡をしながら協力できるのが程良いですよね。
 病棟だと他のスタッフと常に一緒にいてコミュニケーションはすぐに取れる分、仕事中はずっと息が抜けないので。

 

■時間の融通がき

看護師というと夜勤込みのシフト制が基本ですが、
 コルディアーレ(JSHの訪問看護ステーション)では色々な働き方が選べることがすごく魅力的でしたね。

 

■土日に休める

条件面でいうと、私は子供がいるので、土日や祝日にお休みが取れるというところもポイントでした。

 

■夜勤(オンコール)がない

私は、正直にお話すると転職にあたってオンコールが無かったことが一番魅力でした。
 夜勤が体力的にきついというのはもちろんありましたが、オンコールの勤務は
 「いつ連絡が入るか分からない」という緊張感が常にあるのが精神的に大変でした。
 救急の当直もやっていたので、電話を2台持ちながら「いつかかってきても出られる状態にしなくてはいけない」という状況にいて、
 そういったプレッシャーがないというのが良かったですね。

ある程度年齢を重ねてきたので、仕事を選ぶうえで自分の生活リズムを重視したいなという気持ちがありました。
 生活をしっかりしつつ、そのうえでしっかりとやりがいも持って働けるのが訪問看護の良いところだと思います。

 

■定時に帰れる

定時に帰れる日が多いというのも結構大きいですよね。病棟では「残業があたりまえ」という感じがあったので……。

残業、早出が少ないです。

 

■夜勤なしで高収入を目指すことができる

看護師は一般的に見て高収入と言われることも多いですが、これは夜勤手当ありきの話だったりします
 訪問看護では夜勤なしでも高い給与水準を保つことができます。

 

(※)休日や給与等の条件面については職場により異なります。
   この記事では、株式会社JSHの訪問看護ステーションに勤める看護師の声を掲載しています。

 

4.まとめ

いかがでしたか。実際に病棟から訪問看護へ転職した現役看護師は、
様々な「訪問看護のやりがい」や「転職メリット」を感じながら働けているようです。

日勤や土日休みといった働き方でプライベートと両立しつつ、
利用者さん一人ひとりと向き合える訪問看護をキャリアアップの選択肢の一つに入れてみてはいかがでしょうか。

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