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もしかして精神疾患かも?心の不調を相談する方法を解説!

仕事や家庭、人間関係などでストレスを感じていませんか?

過度なストレスは心の不調を引き起こし、気づかないうちに精神疾患を発症してしまうことがあります。

厚生労働省のデータによると、日本人の約30人に一人はなんらかの精神疾患を抱えているとされており、うつ病などの精神疾患は珍しい病気ではありません。

今回は、精神疾患の心配や心の不調を感じている方むけに、心の不調の相談先や相談方法を解説します。

どこに相談したら良いかわからない方、相談するのが不安な方は、この記事を参考に一人で抱え込まず相談してみてください。

心の不調を抱えていませんか?

次のような症状がある方は、放置しておくと症状が重くなったり、生活に支障をきたしたりするかもしれません。

心の不調や悩みは放置せず、早めに専門家に相談することが大切です。

この記事を参考に相談窓口を探してみてください。

 

◎気分が沈む・無気力
◎不安や悩みが頭から離れない
◎常にイライラしている
◎食欲がない・食事がおいしくない
◎寝つきが悪い・熟睡できない
息苦しい・胸がどきどきする

 

ご家族の様子がおかしいと感じている方、ご家族の相談をしたい方は、次の記事もご覧ください。

精神疾患を抱える方のご家族からのよくある相談7つをご紹介!

精神疾患・心の不調が相談できる窓口

心の不調や精神疾患の心配は、病院だけでなく、さまざまな窓口で相談できます。

■地域の保健所・精神保健福祉センターに相談してみる

保健所や精神保健福祉センターは、地域住民の心と身体の健康増進を担当する行政機関です。

各都道府県や自治体に設置されており、誰でも無料で心や身体の相談ができます。

相談は電話や面談が一般的ですが、自宅へ訪問してくれる自治体もあるようです。

市町村などによっては、対応時間や悩み別の相談窓口が決まっている場合もあるため、お住まいの地域の保健所や精神保健福祉センターに確認してみましょう。

地域の相談窓口は、インターネットで「〇〇(地域名) 心の相談」と検索すると確認できます。

全国の保健所・精神保健福祉センターは下記の一覧からご確認ください。

 

 

■24時間対応している相談窓口

夜になると心の不調を感じる方や、日中は仕事などで相談できない方は、24時間対応している相談窓口を利用してみましょう。

 

まもろうよ こころ

 

「まもろうよこころ」は、厚生労働省が運営しているホームページです。

24時間無料の電話相談窓口や、電話をかけた所在地の公的相談窓口につながる全国共通ダイヤルが掲載されています。

電話相談はハードルが高いと感じる方のためのオンラインチャットや、自分の悩みに合った相談先がわからない人向けに、支援情報検索サイトもあるので活用してみてください。

 

あなたのいばしょ

 

「あなたのいばしょ」は、孤独のない社会の実現を掲げる特定非営利活動法人です。

チャット相談を実施しており、所定の教育を修了したカウンセラーが24時間365日、対応してくれます。

これまで28万件以上の相談を受けた実績があり、だれでも無料・匿名で悩みや不安が相談できます。

 

■精神科・心療内科の先生に相談してみる

心の不調から生活に支障をきたしている方は、精神科や心療内科に相談するのも一つの方法です。

病院を受診すれば専門的な治療や、精神科訪問看護などの継続的なケアも受けられる可能性があります。

オンライン相談を実施しているクリニックもあるため、病院受診に不安がある方は検討してみてください。

ただし病院受診には費用がかかるため、気軽に相談したい方は行政などの無料相談窓口のほうが良いかもしれません。

精神疾患・心の病気の相談窓口を利用する3つのステップ

せっかく勇気を出して相談しても意味がないと感じたり、相談先が自分に合わなかったりするのは残念なことです。

心の不調を相談する前に、上手に相談窓口を活用する方法を理解しておきましょう。

 

【ステップ1】相談しやすい方法を選ぶ

精神疾患に関する相談窓口は、電話や対面相談、メール、チャットなど、さまざまな方法があります。

それぞれの相談方法の特徴は、以下のとおりです。

メリットとデメリットを理解し、ご自分が相談しやすい方法を選びましょう。

 

相談方法

メリット

デメリット

電話

声の様子でお互いの雰囲気がわかる

対応時間に制限がある場合がある

対面

直接話すことでお互いが理解しやすい

予約が必要な場合がある

メール

手軽に悩み相談ができる

すぐに返信がこない可能性もある

チャット

直接話さずに悩み相談ができる

文章の解釈にずれが起こる場合がある

 

電話や対面相談は相談員の人柄が読み取れ、ご自分の精神状態も相手に伝わりやすいでしょう。

誰かにしっかりと話を聞いてほしい方や、内容の濃い相談をしたい方は電話や対面相談を利用してみてください。

 

メールやチャットは24時間対応の窓口も多く手軽に相談できるため、人と話すのが苦手な方におすすめです。

メールやチャット相談なら、悩みや不安を文章にするうちに自分の気持ちが整理できることもあります。

 

【ステップ2】相談内容をまとめる

相談する場合は、求めていることを具体的に伝えましょう。

話を聞いてもらいたいのか、悩みを解決する具体的なアドバイスが欲しいのか、あなたの求めることを事前に伝えておくと相談員も対応がしやすくなります。

 

相談内容は下記を参考にまとめると、相談員も状況が理解しやすいでしょう。

 

◎困っていること・助けて欲しい内容
◎現在の症状
◎生活状況(睡眠・食事・一日の生活パターンなど)
◎今までの生い立ちや既往歴

 

【ステップ3】悩みを相談する

準備ができたら、実際に相談してみましょう。

心に不調を抱えているときは知らない人に相談するのに抵抗があるかもしれませんが、面識がないからこそ、人には言えない不安や悩みを相談してみてください。

ただし相談途中で心の余裕がなくなったり、嫌だと思ったりした場合は、無理せず途中でやめてもかまいません。

ほとんどの相談窓口は匿名で相談できるうえ、守秘義務も守られていますので気軽に相談してみてください。

精神疾患や心の不調の治療法とは?

精神疾患や心の不調には、さまざまな種類と治療法があります。

うつ病やパニック障害、依存症などの代表的な精神疾患であっても、人により合う治療法は違うものです。

どのような治療があるのか、選択肢を見てみましょう。

 

■話を聞いてもらうだけでスッキリすることも

心の不調は、話を聞いてもらうだけでスッキリすることもあるものです。

各種相談窓口には専門家や教育を受けたカウンセラーもいるため、第三者からのアドバイスも聞けます。

 

■病院に通院する

心の不調から生活に支障をきたしているときは、早めに病院を受診し専門的な治療を受けたほうが良い場合もあります。

病院では薬物療法やカウンセリングなどの心理療法を行うのが一般的です。

 

■精神科訪問看護を利用する

精神科訪問看護とは、精神的なサポートが必要な方の自宅に看護師が定期的に訪問するサービスです。

医師の指示があれば、どなたでも利用できます。

訪問は基本的に同じ看護師が担当するため、信頼関係を築きながら悩みや不安が相談できるでしょう。

最近では、精神疾患や心の不調を抱えながらも、精神科訪問看護師のサポートを受けながら在宅生活を送る人は増加傾向です。

精神科訪問看護の詳しいサービス内容は、次の記事をご参照ください。

精神科訪問看護でできることは?サポート内容や具体的な事例をご紹介!

相談しやすい方法を選んで相談してみましょう

心の病気は誰でもかかりうる病気です。

不安や悩み、ストレスを抱え込んでいると、自分でも気づかないうちに精神疾患を発症してしまうことも。

早めに相談することで、症状の重症化を防ぎ、心が楽になるかもしれません。

ご自分が相談しやすい方法を選んで、まずは相談してみましょう。

 

わたしたちコルディアーレは、精神科に特化した訪問看護サービスを提供しており、心の不調を抱える方の在宅生活をサポートしています。

継続的なサポートを受けたい方は、お気軽にご相談ください。

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