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東京の訪問看護ステーションの特徴を解説!タイプ別のおすすめ求人も紹介

年間150以上の訪問看護ステーションが開業している東京都では、訪問看護師の求人も増加しています。

今回は、東京で訪問看護師の求人を探している方向けに、東京都の訪問看護ステーションの特徴や、おすすめの求人の選び方を解説します。

東京の訪問看護ステーションの特徴

全国訪問看護事業協会や東京都が発表するデータをもとに、東京都の訪問看護ステーションの特徴を分析しました。

■東京都の訪問看護ステーション数は全国2位

【令和4年度 訪問看護ステーション数】

順位

都道府県

稼働数

令和3年度 新規数

1位

大阪府

1,634

243

2位

東京都

1,427

182

3位

愛知

916

144

4位

神奈川

885

92

5位

兵庫

779

91

出典:令和4年度 訪問看護ステーション数 調査結果(全国訪問看護事業協会)

 

東京都は総人口が全国一位の地域ですが、訪問看護ステーション数は全国二位という結果です。

訪問看護師ステーション数が人口に比例して一位ではない理由は、東京都の高齢化率が22.9%で大阪や愛知より低いからだと考えられます。

東京都は営利法人運営の訪問看護ステーションが増加している

東京都の発表によると、2012年は602事業所だった訪問看護ステーションは2022年には1,468事業所になっており、10年で2倍以上に増加しています。

運営母体別にみると、医療法人や社会福祉法人が運営する訪問看護ステーションの増加率は横ばいなのに対し、株式会社などの営利法人が運営する訪問看護ステーションは約2.5倍の増加率です。

東京都の訪問看護ステーションの今後

東京都訪問看護ステーション協会の報告によると、東京都の医療介護需要は今後も増加する見通しで、とくに2035年以降、介護需要が急増すると予測しています。

そのため、今後はさらに多くの事業所や人材が必要になると予想されますが、現状として人材不足が課題となっています。

また、現在、東京都で働いている看護師の7割が40代以上のため、将来的な人材不足も深刻になる予想です。

 

そのため、東京都訪問看護ステーション協会は、人材の確保と定着をめざし、未経験者向けの研修や管理職のための研修など、人材育成に取り組んでいます。

東京都の訪問看護師求人の特徴

東京都では、年間100〜150の訪問看護ステーションが新規開業しており、その過半数以上が営利法人です。

そのため、大手から小規模な事業所まで営利法人ならではの特色がある求人や、オープニングスタッフを募集する求人も多くあります。

ただし、新規開業する事業所が多いなか、年間50〜70の訪問看護ステーションが廃止しているため、求人に応募する場合は事業所の経営状況を調べたほうがよいでしょう。

東京の訪問看護師の平均年収は?

東京都の訪問看護師の平均年収は、420万円程度とされており、全国でも一番高い給料水準です。※国税庁:令和3年分「民間給与実態統計調査結果」に基づき計算

なかには、月給35万円の常勤の求人や、パートや派遣看護師でも時給1,500〜2,000円の求人もあるようです。

また、多くの事業所が営利法人による運営のため、経営状態がよい営利法人のなかには、積極的に従業員の給料に還元している事業所もあるかもしれません。

 

精神科特化型の訪問看護師の給料については、次の記事もご参照ください。

精神科訪問看護の年収事情は?平均年収や仕事内容をご紹介!

訪問看護師として働くメリット

訪問看護師として働くメリットは、コミュニケーションスキルやアセスメント力など、看護の幅が広がることです。

さらに、訪問看護師として働くことはライフステージにあうメリットもあります。

訪問看護師として働くメリットを、年代別に見てみましょう。

■20代〜30代

20代〜30代で訪問看護師として働くメリットのひとつは、若いうちから需要が高まる分野の経験が積めることです。

訪問看護は、基本的に担当する利用者様をひとりで訪問するため、状態のアセスメントや看護内容の検討は担当者がメインでおこないます。

そのため、経験を積みながら、さまざまなことにチャレンジもできるでしょう。

 

訪問看護師として働くもうひとつのメリットは、育児と両立しやすいことです。

訪問看護師は、基本的に夜勤がなく休みも固定されている場合が多いため、子育て中の人が多い20代〜30代にとっては病棟より働きやすい一面があります。

■40代〜50代

40代〜50代で訪問看護師として働くメリットのひとつは、体力的に負担が少ないことです。

訪問看護師の仕事は基本的に夜勤がなく、病棟よりも体力的な負担が少ないといえます。

訪問先によっては、身体的介助が少ない場合もあります。

ただし、事業所によっては1日の訪問件数が多い場合や、介護度の高い利用者様が多い場合もあるため、入職を検討している事業所の仕事内容は面接時に確認しておきましょう。

 

また、もし家族の介護が必要になった場合に、訪問看護師として身につけた知識が活かせるメリットもあります。

【タイプ別】訪問看護師の求人の選び方

訪問看護ステーションは、規模や運営母体、待遇などが事業所ごとに違い、働き方に影響します。

そのため、希望する働き方にあった事業所を選ぶことが大切です。

ここでは、タイプ別に訪問看護師の求人を選ぶポイントを解説します。

■訪問看護師としてキャリアを積みたい人

訪問看護師としてキャリアを積みたい人には、営利法人の求人がおすすめです。

営利法人は、比較的、経営面が見えやすいため、大規模な営利法人なら組織の運営や管理なども学べるでしょう。

小規模な営利法人の場合は、やる気次第で管理職などの事業所を成長させる役割が担えるかもしれません。

■プライベートと仕事の両立をめざしたい人

家庭と仕事の両立をめざしたい人は、求人のオンコール体制や休日をしっかりチェックしておきましょう。

東京都の訪問看護ステーションは、9割以上が24時間体制のため、オンコール当番が必要になってきます。

そのため、面接などでオンコール体制や緊急対応の平均件数を確認しておきましょう。

また、東京はパート求人や派遣求人の給料水準も高いため、雇用条件によってはパートや派遣、登録制の働き方でプライベートと仕事の両立をめざしてもよいかもしれません。

■将来的には病棟看護師に戻りたい人

将来的に病棟看護師に戻る可能性がある人は、医療法人が運営している訪問看護ステーションがおすすめです。

運営母体が医療法人であれば、同系列の病院に異動できる可能性があるからです。

訪問看護師以外のキャリアも考えている人は、医療法人がどのような病院や事業を運営しているかリサーチしておきましょう。

■体力的な負担が軽い職場を希望する人

体力的な負担が軽い職場を希望する人は、精神科訪問看護ステーションがおすすめです。

精神科訪問看護は、身体介護や医療処置が少なめで利用者様とのコミュニケーションがメインの仕事で、比較的ゆっくりと利用者様の心のケアができます。

そのため、体力に自信がなくても安心して働ける環境が多いでしょう。

 

精神科訪問看護師については、次の記事もご参照ください。

精神科訪問看護の仕事内容とは?看護師の役割やスケジュールを解説!

精神科訪問看護の具体的な仕事内容は?訪問の流れ、一般病棟勤務との違いを解説

精神科訪問看護で働くならコルディアーレ

東京都は、訪問看護の需要拡大と新規に開業している事業所の多さから、訪問看護師の求人が多い地域です。

看護師としてキャリアアップするためにも、自分にあった訪問看護ステーションを選び、訪問看護師に挑戦してみてください。

 

コルディアーレでは、未経験者やブランクのある方も積極的に採用しています。

東京都内に12カ所の拠点をもつ精神科特化型の訪問看護ステーションで、経験を積んでみませんか?

安心して成長できる研修プログラムをご準備していますので、どうぞお気軽にお問合せください。

 

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