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40代で夜勤がきつい理由は?看護師ができる対処法も解説

「今まではきつくなかったけど40代になってから夜勤がきつい…」
「夜勤がきつくなってきたときの対処法を教えてほしい」
と悩んでいる方もいるのではないでしょうか。

 

今まではきつくなかった夜勤も、40代になるときついと感じる方もいます。変則的な勤務に体力がついていかなかったり、夜勤明けで眠れなくなったりするからです。

 

夜勤がきついと感じるときの対処法には、夜勤前や勤務中の仮眠、明けの日は消化に良い物を食べて睡眠の質を上げるなどがあります。

 

この記事では、40代で夜勤がきついと感じる理由や対処法について解説します。夜勤がきつくなってきたと悩んでいる方は読んでみてください、

40代で夜勤がきついと感じる理由

40代で夜勤がきついと感じる理由は、以下の通りです。

 

◎体力が低下する
◎生活リズムが崩れる
◎夜勤明けで眠れなくなる
◎子育てとの両立が難しい

一つずつ解説します。

 

■体力が低下する

 

40代になると、以前より体力が低下します。30代のときは、夜勤明けで遊びに行く予定を立てていた方もいるのではないでしょうか。

 

しかし、業務量が多く、忙しい看護師の夜勤は40代になると疲れてしまい、遊びに行く気力がなくなってしまうでしょう。

 

仕事が終わってから休んでも体力が回復せず、疲労を感じた状態が続きます。

 

疲労を感じた状態で仕事を続けると、ストレスがかかり心身に影響を及ぼすかもしれません。

 

夜勤明けで眠れなくなる

 

夜勤をしていると、サーカディアンリズムが乱れてしまいます。サーカディアンリズムが乱れた場合、夜勤が終わった後も眠れないことがあるのです。

 

眠れない状態が続くと、睡眠の質が悪くなり、休日も寝て過ごしてしまうでしょう。

 

睡眠の質が低下するとレム睡眠の時間が多くなり、ノンレム睡眠の時間が短くなるため、脳が休めず、疲れが取れない原因になります。

 

参考:レム睡眠|厚生労働省 e-ヘルスネット
ノンレム睡眠|厚生労働省 e-ヘルスネット

 

生活リズムが崩れる

 

看護師は、夜勤と日勤の変則的な勤務で仕事をしています。

 

夜勤の疲れが取れず、疲労を感じた状態が持続すると、生活リズムが崩れる恐れがあるのです。

 

生活リズムが崩れると、夜に眠れなかったり、仕事中に眠くなったり、集中力が低下したりするでしょう。

 

集中力が低下すると、仕事でミスをする確率も上がってしまいます。

 

子育てとの両立が難しい

 

40代で夜勤をしていると疲労が回復しにくいため、子育てとの両立が難しいと感じるでしょう。

 

子育てのある方は、子どもを一人にしたくないと考え、土日が明けになるように調整しているのではないでしょうか。

 

土日が明けの場合は、子どもがいるため夜勤が終わっても休む時間がなく、きついと感じてしまうでしょう。

 

関連記事:訪問看護と子育てが両立できる理由は?子どもが小さいときの働き方も解説

40代で夜勤がきついと感じるときの対処法

 

40代で夜勤がきついと感じるときの対処法は、下記の6つです。

 

◎夜勤前に仮眠を取り入れる
◎夜勤中に仮眠を取る
◎寝室の環境を整える
◎夜勤明けの食事は消化に良い物を食べる
◎夜勤明けの日は子育てを変わってもらう
◎今よりも落ち着いて働ける職場に転職する

それぞれ見ていきましょう。

 

夜勤前に仮眠を取り入れる

 

夜勤がきついと感じている方は、夜勤前に1~2時間程度の仮眠が効果的です。

 

人間は起床してから約15時間を目安に眠くなると言われています。

 

たとえば、9時に起きてから仮眠を取らずに夜勤をする場合は、0時前後に眠気を感じるでしょう。

 

0時前後に休憩が取れると問題ありませんが、その日の忙しさによって休憩時間や休憩の有無は変わります。

 

もし、休憩時間が短くなったり、休憩できなかったりすると、さらにきつい夜勤となるでしょう。

 

仮眠すると夜勤中の眠気が少なくなり、疲労を軽減できるかもしれません。夜勤前にずっと起きている方は、仮眠を取り入れてみましょう。

 

参考:眠りのメカニズム|厚生労働省 e-ヘルスネット

 

夜勤中に仮眠をする

 

夜勤がきついと感じているときは、勤務中に仮眠することが大切です。仮眠を取ると起きられるか不安なため、起きて過ごしている方もいるかもしれません。

 

しかし、仮眠を取らないと疲労が溜まってしまい、きついと感じやすくなってしまうのです。睡眠は短い睡眠時間であっても、身体を休める効果に期待できます。

 

夜勤中に仮眠をしなかった場合、勤務後の眠気や疲労感が強くなるでしょう。夜勤後の睡眠ではノンレム睡眠が出現しにくいため、疲れが取れないかもしれません。

 

疲れが取れないと、日中の活動量も低下してしまい、夜の睡眠の質にも影響します。夜の睡眠の質が低下すると疲労が溜まり、さらにきついと感じるでしょう。

 

仕事でのきつさを軽減するためにも、勤務中の休憩時間に仮眠を取りましょう。

 

寝室の環境を整える

 

夜勤前や明けで眠る寝室の環境を整えることも、疲労を軽減するために大切です。

 

寝室の環境を整える方法には下記があります。

 

◎アイマスクや耳栓
◎遮光性の高いカーテン
◎落ち着ける香りのアロマ

 

夜勤前後に仮眠を取るときは日中のため、太陽光があります。部屋に光が入っていると落ち着いて眠れないのです。

 

音や光をできるだけ軽減できるように、アイマスクや耳栓、遮光性の高いカーテンを利用しましょう。

 

眠るためには副交感神経を優位にする必要があるため、好きな香りのアロマを使うことも有効です。

 

寝室の環境を整えると、睡眠の質が良くなり疲労の軽減にもつながるでしょう。

 

夜勤明けの食事は消化に良い物を食べる

 

夜勤明けは食欲が増進するため、消化に良い物を食べることが重要です。

 

通常、食欲はホルモンの分泌量を視床下部が調整しています。

 

しかし、夜勤明けは睡眠不足に伴い、食欲を抑えるホルモンであるレプチンの分泌が減り、食欲を増進させるホルモンであるグレリンの分泌が増えるのです。

 

その結果、食欲が増えてたくさん食べてしまった経験がある方もいるのではないでしょうか。

 

もし、脂質の多い食べ物やラーメンなどの消化に悪い物を食べると、寝ている間の腸が活発となり、仮眠の質に影響します。

 

どうしても消化の悪い物を食べたいときは、仮眠が終わってからにしましょう。

 

参考:睡眠と生活習慣病との深い関係|厚生労働省 e-ヘルスネット

 

夜勤明けの日は子育てを変わってもらう

 

子育てをしている方は、夜勤明けの育児を変わってもらえないか相談すると良いでしょう。

 

パートナーや家族が医療職ではない場合、夜勤の大変さを理解していないケースがあります。

 

若い頃から夜勤をしていると、夜勤明けで出かけている状況を知っているため、パートナーや家族は、あなたが夜勤で疲れていると気付かないこともあるでしょう。

 

年齢を重ねて夜勤明けの子育てがきつくなってきたと相談すると、日中に子どもを遊びに連れてってもらったり、家事をサポートしてもらえたりするかもしれません。

 

あなたのみが子育てを抱えず、お互いに協力できる関係を築けるようにしましょう。

 

今よりも落ち着いて働ける職場に転職する

 

40代で夜勤がきついと感じているときは、夜勤の回数を調整できる職場や夜勤のない職場に転職するのも、一つの手段です。

 

病院の場合、夜勤手当が減ると、給料も少なくなってしまいます。夜勤の回数を調整しても、今と同等の職場を見つける必要があるでしょう。

 

夜勤のない職場の一つとして、訪問看護があります。注意点として、訪問看護はオンコールがある事業所も多いのです。

 

オンコール担当になると、いつコールが鳴るか分からない不安により緊張してしまい、ストレスに感じてしまいます。

 

当ステーションは、精神科訪問看護でありオンコールがないため、夜勤がありません。

 

日勤のみで働くことが可能であり、夜勤が大変になってきたと感じている方におすすめです。

 

当ステーションの特徴については、下記の記事で詳しく解説しているため参考にしてください。

 

関連記事:東京の精神科訪問看護で働くメリットは?当ステーションの特徴も解説!

40代で夜勤がきついと感じ始めたら無理せず他の職場を探そう

今回は、40代で夜勤がきついと感じる理由について解説しました。

 

40代で夜勤がきついと感じる主な理由は、以下の通りです。

◎体力の低下
◎夜勤明けで眠れなくなる
◎生活リズムが崩れる
◎子育てとの両立が難しい

 

看護師の夜勤は、業務量が多く、常に気を張っているため疲労感を感じやすいです。

 

夜勤がきついと感じて悩んでいる方は、今回解説した対処法を取り入れてみてはいかがでしょうか。

 

コルディアーレは精神科に特化した訪問看護ステーションで、訪問看護が未経験の方も多く働いています。

 

興味のある方は、下記よりお問い合わせください。

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