「訪問看護に転職してみたいけど自分に合うステーションの選び方が分からない…」
「転職で失敗したくない…」
と悩んでいる方もいるのではないでしょうか。
訪問看護の選び方には、勤務体制やステーションの規模など、さまざまな条件があります。
この記事では、訪問看護に転職するときの選び方を解説します。選び方を知って転職すると、良い職場に出会えるでしょう。転職で失敗したくない方は読んでみてください。
訪問看護に転職するときの選び方は、下記の条件を確認しましょう。
◎勤務体制
◎休日日数
◎オンコール体制
◎ステーションの規模
◎スタッフの在籍人数
◎利用される方の主な疾患
◎研修制度
◎譲れない条件を決める
上記8つを確認しておくと、転職で失敗してしまったと後悔するリスクを軽減できます。1つずつ見ていきましょう。
訪問看護の勤務体制は、働くうえで重要です。固定残業代が支給される場合は、ほとんど定時では帰宅できず、訪問終了後に記録やミーティングなどがあります。
訪問看護で働く方は定時で帰り、家庭や趣味と仕事を両立したいと考える方が多いのではないでしょうか。
勤務体制を確認しておくと、「定時で帰りたいのに残業があるなんて知らなかった…」と後悔せずに済みます。
当ステーションは勤務体制が7つあり、あなたの希望スタイルに合わせた働き方が可能です。当ステーションの働き方について、下記の記事で解説しているため、参考にしてください。
関連記事:東京の精神科訪問看護で働くメリットは?当ステーションの特徴も解説!
訪問看護は、月曜~金曜日までの勤務となっているステーションが多くあります。しかし、土曜日・日曜日も訪問を実施している事業所もあるのです。
土日は休みたいと考えている方は、ステーションの休日日数を確認しておくと良いでしょう。
コルディアーレは、平日+日曜や土日祝を休みなど選択できます。週休3日制も採用しているため、自分の時間も作りたいと考えている方におすすめです。
訪問看護は、80%以上の事業所でオンコールを採用しています。オンコールを採用している事業所に転職を考えている場合は、月に何回担当するのか確認しましょう。
オンコール担当の日はシフト上は休日ですが、常にオンコールがないか気を張った状態で過ごさなければいけません。
月に何回もオンコール担当があると、ストレスがかかってしまい、転職を後悔してしまう可能性があるのです。月に1回程度のオンコールであれば、ストレスは少なく働けるでしょう。
オンコールを担当したくないと考えている方は、オンコールのない当ステーションに就職を考えてみてください。
参考:社会保障審議会 介護給付費分科会(第220回)|厚生労働省
ステーションの規模は、転職を検討するときに確認しましょう。規模には小規模と大規模の2種類があります。それぞれのメリット、デメリットを表で解説しているため、参考にしてください。
ステーションの規模 |
メリット |
デメリット |
小規模 |
・情報共有しやすい ・ステーションの立ち上げから関われるため、経営についても学べる ・ルールが細かく決まっていないため、各個人のやり方で働ける |
・有休を取得しづらい ・急な家族の体調不良で休みにくい ・1日の訪問件数が多くなる ・倒産のリスクがある |
大規模 |
・マニュアルが整備されている ・有休を取得しやすい ・給料が安定している |
・規模が大きいため、一人の意見が上層部まで届きにくい |
上記のメリット、デメリットを把握したうえであなたに合った規模のステーションを選びましょう。
訪問看護ステーションは、一つの事業所に保健師もしくは看護師、准看護師が常勤換算人数で2.5人以上必要と定められています。必ず一人以上は常勤で、他のスタッフは非常勤でも問題ありません。
しかし、常勤の人数が少ない場所に就職した場合、もし常勤スタッフが退職した際に営業できなくなってしまう可能性があるのです。人数が少ないと教育体制が整っておらず、初めて働く方は、慣れない環境で大変かもしれません。
厚生労働省によると、一事業所あたりの看護師・保健師従事者数は平均5.6人と報告されています。
スタッフの人数は、オンコールの回数に影響します。オンコールの回数を少なくしたい方は、ステーションの常勤の職員数を確認しておきましょう。
参考:社会保障審議会 介護給付費分科会(第220回)|厚生労働省
訪問看護ステーションによって、力を入れている領域が異なります。
たとえば、皮膚・排泄ケアの認定看護師が在籍しているステーションでは、褥瘡のある方の訪問に特化しています。
訪問看護で特化している領域は主に下記があります。
◎精神的な障害を抱える方
◎小児
◎褥瘡
◎神経難病・人工呼吸器
上記のようにさまざまな領域があるため、転職を考えているステーションの特化している領域を調べておきましょう。
当ステーションは、精神科に特化した訪問看護です。精神科看護に興味のある方は挑戦してみてはいかがでしょうか。
研修制度は、訪問看護に転職する際に大切です。訪問看護は病棟と違い、一人で訪問したり、訪問の際にマナーを求められたりするからです。
研修制度が充実していない場合は、すぐに訪問を独り立ちしてしまったり、訪問看護におけるマナーがわからず、利用される方やご家族に悪い印象を与えたりするかもしれません。
研修制度が充実しているステーションであれば、2~3ヵ月は同行訪問を行います。観察スキルや訪問のマナーが問題ないと認められたら、一人で訪問可能です。
経験の少ない疾患に特化しているステーションや、訪問看護に初めて転職する方は、研修制度が充実している事業所を選びましょう。
研修制度は、ステーションのホームページで確認できる場合が多いです。見つからなかった場合は、面接の際に確認しましょう。
訪問看護に転職する際の選び方について解説しましたが、すべてあなたの希望する条件に合ったステーションが見つかる可能性は低いでしょう。
上記で解説した選び方から譲れない条件を1つもしくは2つ決めて、妥協できる条件を考えておくと転職活動を効率よく進められます。
訪問看護の種類には、訪問看護と精神科訪問看護の2種類があります。それぞれの特徴について、表で解説します。
訪問看護の種類 |
特徴 |
主な業務内容 |
訪問看護 |
身体的なケア |
・身体的な症状の観察 ・点滴、注射 ・褥瘡の処置 ・おむつ交換 ・入浴介助 |
精神科訪問看護 |
精神的なケア |
・バイタルサインの測定 ・精神状態の観察 ・服薬管理 ・清潔セルフケアの援助 ・ご家族のメンタルケア |
上記のように、訪問看護と精神科訪問看護では、業務内容が異なります。それぞれの特徴を知って、あなたに合った訪問看護を選択しましょう。
訪問看護と精神科訪問看護の違いについて、下記の記事で詳しく解説しているため参考にしてください。
関連記事:精神科訪問看護と訪問看護はなにが違う?サービス内容・制度・費用の違いについて解説
訪問看護に転職して失敗したと感じる原因には、下記の4つがあります。
◎訪問看護が合わなかった
◎オンコールがストレスに感じる
◎一人で判断するプレッシャーに耐えられない
◎管理者と合わない
原因の「訪問看護が合わなかった」「管理者と合わない」は働いてみるまで分からないでしょう。しかし、訪問看護に向いている方と向いていない方がいることも事実です。
訪問看護がどのような方が向いているか気になる場合は、下記の記事で解説しているため読んでみてください。
関連記事:精神科訪問看護のやりがいは?特徴や悩んだ時の対処法をご紹介!
オンコールがストレスに感じる場合はオンコール回数の少ない、もしくはオンコールがないステーションを選択すると失敗を予防できます。
一人で判断するプレッシャーに関しても、電子カルテを導入している事業所であれば、連絡が取りやすく、困ったときに相談もできるでしょう。
転職を失敗したと感じる原因や失敗しないポイントについて、知りたい方は下記の記事を参考にしてください。
関連記事:訪問看護の転職に失敗したと感じる理由は?転職に失敗しないポイントも解説
今回は、訪問看護に転職するときの選び方について解説しました。
訪問看護に転職する際に選ぶときの条件は、以下のとおりです。
◎勤務体制
◎休日日数
◎オンコール体制
◎ステーションの規模
◎スタッフの在籍人数
◎利用される方の主な疾患
◎研修制度
◎譲れない条件を決める
上記の条件を参考にして訪問看護を選ぶと、転職して後悔するリスクを軽減できるでしょう。
コルディアーレは精神科訪問看護ステーションで、さまざまな勤務体制を取り入れており、研修制度が充実しています。
先ほど解説した選び方を参考に当ステーションを調べて、自分に合っていると感じた方は一緒に働いてみませんか?
当ステーションに興味がある方は、下記よりお問い合わせください。