障がい者雇用支援サービス コルディアーレ農園

 

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  • 障がい者視点で作られた雇用支援サービスに感動!
    三方良しのビジネスモデルを通して、社内にもダイバーシティの考え方を伝えていきたい!

calendar_today2024/04/15

  • 業種宇宙事業、メディア事業
  • 従業員数755名(2023年3月31日現在)
  • 課題各部署での障がい者に対する業務配分やマネジメント(教育)の難しさ

障がい者視点で作られた雇用支援サービスに感動!
三方良しのビジネスモデルを通して、社内にもダイバーシティの考え方を伝えていきたい!

スカパーJSAT株式会社 / 担当者名
経営管理部門 人事部 福利厚生チーム長
鈴木 美奈 様

今回は、『コルディアーレ熊本農園』を導入いただいているスカパーJSAT株式会社 鈴木様にお話を伺いました。
実際に農園をご利用いただく中でのご感想や今後の展望についてお話しいただきましたので、ぜひご覧ください。

はじめに、貴社の事業内容についてお聞かせください。

アジア最大規模の静止軌道衛星や低軌道衛星などのインフラを活用した「宇宙事業」と、有料多チャンネル放送サービスや動画配信サービス、光回線を経由した多様な視聴サービスなどを提供する「メディア事業」を両輪とする事業を展開しています。

コルディアーレ農園への率直な感想をお聞かせください。

実際に農園を活用していく上で大変なこともありますが、やはり看護師が農園に常駐し、しっかりサポートしていただいているというのは企業としてとても安心感があります。

日々のコミュニケーション方法についてお聞かせください。

基本的には毎月一回、お一人お一人とオンラインで面談をしています。サポーターの方とは、私ともう1人の農園担当者の2人で、チャットや電話などで直接やり取りをして運営にあたっての相談を受けたりもします。
また、サポーターの方にはスカパーJSATの社員としてオンラインで開催される社内イベントに参加していただくことを心がけており、人事部以外のメンバーともコミュニケーションをとることで帰属意識の醸成につなげています。

農園が九州ということで距離がありますが、距離を超える利用価値についてお聞かせください。

御社(JSH)の企業としての軸だと思いますが、地方創生という考え方に深く共感しています。
すごく印象的だったのが、初めて農園へ伺ったときに送迎車がすごく綺麗だったこと。しかも場所によっては1時間もかけて送迎しているところにも驚きました。
障がい者視点で細部にわたりサービスが作り上げられていると感じました。
また、障がい者の雇用機会が地方だとすごく少ないというのが東京に住んでいるとイメージがつかないのですが、その課題に真摯に向き合い雇用を創出されていることや、それぞれの状況に応じてサポートすることでスタッフ(障がい者)のご家族の安心にもつながっていると思います。
企業としても社会貢献につながる取り組みとして社会的責任を果たし、看護の知見を取り込んだサポートをしていただくことで安心感にもつながり、スタッフの方々もやりがいを感じて仕事に取り組むことができています。
障がいのある方・利用企業・地方、皆さんにとって「三方良し」のサービスだと実感しています。

コルディアーレ農園を活用することで会社として実現したいことをお聞かせください。

今回、サステナビリティ推進の担当者も農園に同行し、農園スタッフの皆さんにインタビューを実施しました。まさにダイバーシティの最前線ともいえる農園をリアルに肌で感じ、そこで働く方々とのコミュニケーションを通して様々な気付きにつながったと感じています。障がいのある方それぞれが抱える苦労がある中で、チームワークで日々頑張っているということを体感する素晴らしい機会となりました。
それを人事だけではなく、サステナビリティ推進担当が体感して、自分たちがやろうとしていることはこういうことなのだと感じ、社内報のような文章では伝わりにくいことを幅広い部署に伝えていき、少しずつ広がることがとても価値のあることだと思うのでそれを期待しています。

社内周知におけるご苦労についてお聞かせください。

残念ながら社内でもまだ農園での取組の意義を知らない人はいます。社内報だけではなかなか伝わらないので、すぐに劇的に変わるものではないと思っています。ただ、農園の成果物である野菜を定期的に社内で配布する中で、だんだん常連さんができてきて、「楽しみにしていたよ」とか「また来ましたよ」とか、実際この取り組みを知っている人は少ないけども、そういう人が増えていって、少しずつ広がっていくと思います。
障がい者雇用は法定雇用率やカウントなど、「数字」や「義務」といった捉え方になりがちですが、日々スタッフの皆さんとコミュニケーションをとっていると、自分自身が「それだけじゃない」と思えるので、自分の経験を発信していくのが大事だと思っています。

ダイバーシティの先のインクルージョンの取り組みについてお聞かせください。

本当は障がいのある方が各部署に在籍して、それぞれが活躍できる組織ができればその方を活かせる環境になりますし、弊社においてもマッサージルームに障がい者を配置するなどして社内雇用も進めています。一方で、どうしても配置が難しい部署や会社としてアプローチが難しい雇用、例えばコルディアーレ農園のような「地方創生にもつながる障がい者雇用」といったサービスも活用することで幅広い層の雇用を生み出すことも重要だと考えています。社内雇用で生まれる価値とは違った観点からアプローチをすることで多様な考え方が生まれていくと感じています。
ダイバーシティをこんなに分かりやすく体感できる機会はないと思っていて、様々な特性がある方がどのようにチームワークを高めていくか、お互いを認め合いながらチーム力を発揮していくか、それが一朝一夕ではいかず本当に大変です。
当然のことながら、農園の皆さんはスカパーJSATの社員なので、農園を活用する中での会社側の負担やケアの大変さなどもしっかりとお伝えしたいです。だからこそやりがいも感じるところではあります。

お野菜を受け取った方の反応についてお聞かせください。

皆さん、野菜が元気だと言われます。日持ちもするというか、何日経ってもみずみずしく、食べても元気が出ます。普通に売っている野菜とは違うなと、お世辞でもなんでもなく感じているところです。
あとは、発送していただく際にとても丁寧に梱包していただいて、最近は1つ1つのラベルに絵を描いて、お手紙も毎回つけて、みんな頑張って収穫しましたというメッセージと一緒に届きます。心を込めてお仕事に取り組んでいることが伝わってくるので、それがプラスアルファの味として美味しさにもつながっているのだと思います。

届いた野菜へのフィードバックとして、このような料理を作りましたと写真を送るとサポーターにも生の声がダイレクトに届いて、その写真をすぐにスタッフの方に見せると、とても喜ばれて励みにもなり、お互い元気をもらっていると思います。

今後の農園を活用した取り組みに関する展開・展望についてお聞かせください。

今までも何回か社内報に載せて社内の皆さんに周知したことはありますが、同じような周知をしてもなかなか伝わらないところがあるので、次回は切り口を変えてどう農園の皆さんとスカパーJSATが関わっているかの視点で記事にして伝えていこうと思っています。そのように伝えることで単なる雇用率じゃないというところが伝わるかなと思っています。せっかくなので社外にもこういった取り組みをしていることをサステナビリティの専門サイトに掲載し、対外的にもしっかり胸を張ってアピールしていきたいと思っています。