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看護師が夜勤をやめてよかったことは?働き方を変える手段も解説

「夜勤を最初は頑張ろうと思っていたけど、やっぱりきつい」
「夜勤をやめてよかったと感じることはあるの?」
と悩んでいる看護師の方もいるのではないでしょうか。

 

夜勤をやめてよかったことは、規則正しい生活が送れる、友人と会う機会や子育てと向き合える時間が増加したなどさまざまです。

 

この記事では、看護師が夜勤をやめてよかったことを解説します。

 

夜勤をやめるデメリットも解説するため、働き方を変えようか悩んでいる方は読んでみてください。

 

関連記事:40代で夜勤がきつい理由は?看護師ができる対処法も解説

看護師が夜勤をやめてよかったこと5選

看護師が夜勤をやめてよかったことは、以下のとおりです。

 

◎規則正しい生活を送れる
◎身体的・精神的な疲労が減った
◎夜間の急変に対する不安がなくなった
◎子育ての時間が確保できるようになった
◎日勤帯に働く友人と会う機会が増えた

 

1つずつ解説します。

 

■規則正しい生活を送れる

 

看護師が夜勤をやめると、規則正しい生活を送れます。規則正しい生活が送れると、睡眠の質の維持や過度なストレスから解放されるでしょう。

 

夜勤は普段眠っている時間に働くため、生活リズムが乱れたり、日勤で働くよりもストレスがかかったりします。

 

ストレスの増加はホルモンバランスに影響し、睡眠の質の低下や、女性は生理不順の原因になるのです。

 

女性の場合は、ストレスを感じた状態が長期的に続くと、PMSがひどくなってしまうかもしれません。

 

高いストレスを感じていると、PMSの有病率が上昇すると報告されています。

 

夜勤で生活リズムが乱れた、ストレスが増えたと感じている方は、働き方を変えてみましょう。

 

参考記事:Biological, social, and behavioral factors associated with premenstrual syndrome|Archives of family medicine

 

■身体的・精神的な疲労が減った

 

夜勤をやめると、身体的・精神的な疲労が軽減します。

 

夜勤は少ないスタッフで、おむつ交換や車椅子への移乗をおこなうため、身体的に負担がかかります。

 

夜勤中はセンサーマットやナースコールが鳴る回数が多く、休憩する時間がない勤務を経験した方もいるのではないでしょうか。

 

他にも転倒や転落、挿入物の自己抜去などの事故が起きないよう常に気を張っているため、ストレスを感じています。

 

夜勤をやめると、スタッフの人数が多い日勤で働けて、受け持ち人数が少なくなったり、協力して業務をおこなえたりするため、身体的・精神的な疲労の軽減に期待できるでしょう。

 

■夜間の急変に対する不安がなくなった

 

夜間は少ない人数で、急変リスクのある方を観察しなければいけません。

 

気付かないうちに状態が悪くなっているケースもあり、いつ急変するか不安な夜勤もあるでしょう。

 

夜勤をやめると「夜間に急変が起こるかもしれない」と不安に感じることがなくなり、精神的な負担を軽減できます。

 

■子育ての時間が確保できるようになった

 

夜勤をやめると、子育ての時間が確保できて、子どもの成長を見届けられます。

 

夜勤をしていると、働いている間は子どもの面倒を見られません。

 

パートナーや家族の協力が得られれば問題ありませんが、我が子の成長を見る機会が減ってしまいます。

 

夜勤をしていたことで、子どもの成長を見届ける機会が少なくなってしまったと後悔するケースもあるのです。

 

子育てを重視している方は、夜勤をやめてよかったと感じるでしょう。

 

関連記事:訪問看護と子育てが両立できる理由は?子どもが小さいときの働き方も解説

 

■日勤帯に働く友人と会う機会が増えた

 

日勤・夜勤の変則的なシフトで働いていると、日勤帯で働く友人と会える機会が減ってしまいます。

 

友人と会うことがリフレッシュになっている場合は、会える機会が減るとストレスを解消できないかもしれません。

 

夜勤を辞めて、友人と会う機会が増えるとリフレッシュできる回数が増加して、仕事へのモチベーションを維持して働けるでしょう。

夜勤をやめる3つのデメリット

夜勤をやめるデメリットには、下記があります。

 

◎収入が減る
◎平日休みが少なくなる
◎休日が少なくなるように感じる

 

それぞれ見ていきましょう。

 

■収入が減る

 

夜勤を辞めると夜勤手当がなくなるため、病院勤務の場合は給料が減少します。

 

日本看護協会によると1回あたりの夜勤手当は、三交代での準夜・深夜勤務は約5,000円、二交代制の夜勤は約12,000円と報告されています。

 

夜勤は月に4~5回ある病院がほとんどです。たとえば、夜勤が5回あると手当は約5万円程度であり、年換算で約60万円になります。

 

夜勤をしていた職場で日勤のみで働くと、大きく収入が減ってしまう可能性がある点には注意しましょう。

 

現在の収入を維持して夜勤をやめたい場合は、今の職場から転職したほうがよいかもしれません。

 

参考記事:2023年 病院看護実態調査 報告書|日本看護協会

 

■平日休みが少なくなる

 

夜勤のない職場では、主に平日勤務になります。平日に休日が欲しいと考えている方が夜勤がない職場で働くと、休めないかもしれません。

 

募集要項に平日休みが可能か、有給が取れるのかを確認しておくとよいでしょう。

 

当ステーションでは、週休3日制を採用しており平日も休むことが可能です。

 

関連記事:東京の精神科訪問看護で働くメリットは?当ステーションの特徴も解説!

 

■休日が少なくなるように感じる

 

夜勤をやめると、夜勤明けがなくなります。

 

二交代制の夜勤では、夜勤明けの次の日が休みになる職場がほとんどです。夜勤明けと休みを利用して、趣味を楽しんでいる方は時間が取れなくなる可能性があります。

 

また、夜勤明けを休みと考えて過ごしている場合も、夜勤をやめるとすべて日勤となり休日が少なくなったように感じるかもしれません。

 

たとえば公休が10日で夜勤が5回ある場合は、明けと公休を合わせて15日休みがあるように感じるでしょう。

 

しかし、夜勤をやめると日勤が20日、公休が10日となってしまうのです。

 

休日数を重視している方は、休日日数の多い職場や有給休暇取得率の高い医療期間へ転職を検討するとよいでしょう。

看護師が夜勤を続けるリスク

看護師が夜勤を続けるリスクは、主に3つあります。

 

◎ストレスが溜まってしまう
◎家族と接する時間が減ってしまう
◎心身に影響を及ぼすリスクが高くなる

 

夜勤は患者だけでなく、働くメンバー次第でストレスが変わるでしょう。

 

人間関係がよくないメンバーと夜勤をすると、ストレスで普段よりも疲れた経験がある方もいるのではないでしょうか。

 

子育てをしている方は、夜勤をすると家族と関わる時間が少なくなり後悔してしまうかもしれません。

 

また、長期的に夜勤を続けると、高血圧や糖尿病などの発症リスクが増加するのです。

 

夜勤は手当で稼げるメリットもありますが、リスクがあることを理解しておきましょう。

 

夜勤を続けるリスクについて、下記の記事で詳しく解説しているため合わせて読んでみてください。

 

関連記事:夜勤はすべてがおかしくなると感じる理由は?看護師が働き方を変えるメリットも解説

看護師が夜勤をやめる手段

看護師が夜勤をやめる手段は、下記の3つです。

 

◎精神科訪問看護に転職する
◎夜勤のない部署へ異動する
◎夜勤を免除してもらえないか相談する

 

それぞれ解説します。

 

■精神科訪問看護に転職する

 

精神科訪問看護は、夜勤やオンコールがないステーションが多くあります。夜勤をやめたいと考えている方におすすめできる職場です。

 

精神科訪問看護の他に、通常の訪問看護もありますが、ほとんどの訪問看護はオンコールを採用しています。

 

オンコールがなければ出勤する必要はありませんが、いつ鳴るかわからない不安があり、ストレスになってしまうかもしれません。

 

夜勤をやめたいと考えている方は、精神科訪問看護に挑戦してみるとよいでしょう。当ステーションはオンコールがなく、夜勤なしで働くことが可能です。

 

関連記事:訪問看護のオンコールがストレスと感じる理由と対策を解説

東京の精神科訪問看護で働くメリットは?当ステーションの特徴も解説!

 

■夜勤のない部署へ異動する

 

現在働いている部署で夜勤がある場合は、夜勤のない外来や患者相談室などへの異動ができないか上司に相談してみましょう。

 

外来であれば日勤のみで働くことが可能です。

 

給料は下がるかもしれませんが、身体的・精神的な負担が減り、夜勤をやめてよかったと感じるでしょう。

 

注意点として、異動を希望してもすぐには叶えられない可能性があります。

 

異動がある時期は、10月や年度始めの4月がほとんどであり、それ以外の期間は異動できない職場が多いでしょう。

 

■夜勤を免除してもらえないか相談する

 

働いている職場で、夜勤を免除してもらえないか相談してみましょう。

 

上司は、あなたにとって夜勤が負担とわかれば、夜勤を免除してくれたり、回数を減らしてもらえたりするかもしれません。

 

しかし、夜勤を月に2回以上することが雇用条件になっている職場では、相談しても免除してもらえないでしょう。

 

夜勤をすることが雇用条件となっている職場では、退職しか方法がありません。

 

相談しても夜勤を免除してもらえない場合は、深夜労働のない職場へ転職を検討しましょう。

看護師が夜勤をやめてよかったことは多くある!働き方を変えてみよう

今回は、看護師が夜勤をやめてよかったことについて解説しました。

 

夜勤は身体的・精神的な負担が大きく、続けられないと感じる方も多いでしょう。夜勤をやめることで規則正しい生活が送れるようになり、ストレスの軽減に期待できます。

 

夜勤が負担に感じている方は、オンコールのない精神科訪問看護への転職がおすすめです。

 

当ステーションは精神科に特化した訪問看護です。精神科の経験がない方も働いているため、未経験で不安な方も安心して働くことが可能です。

 

興味のある方は、下記のCONTACTよりお問い合わせください。

 

関連記事:精神科訪問看護が未経験でも働ける理由は?入職するときに知っておきたいポイントも解説

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