障がい者雇用支援サービス コルディアーレ農園

 

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障がいのある社員が継続的に就労できる、一気通貫した仕組みづくりと主体的に考える姿勢が決め手!

障がいのある社員が継続的に就労できる、一気通貫した仕組みづくりと主体的に考える姿勢が決め手!

【お話を伺った方】
左から、総務部・人事部 グループ長 跡部 英紀 様、総務部 井手 俊介 様、総務部・人事部 部長 坂本 悠太 様

社名

株式会社マイスターエンジニアリング

業種

その他サービス業

従業員数

単体1,375名、連結2,663名(2024年3月末時点)

課題

事業規模拡大に伴う法定雇用率の遵守

課題

  • 障がいのある社員が継続的に働ける環境づくりができるか

導入理由

  • 医療専門家が常駐し、安全性の高いサポート体制
  • 障がいのある社員が継続的に就労できるよう、一気通貫の仕組みづくり

導入の利点

  • 法定雇用率の遵守が可能
  • 医療的側面、マネジメントの側面から細やかな管理
  • 社員に野菜を配布することで業務以外の面での交流

事業内容

「ファシリティ事業」と「メカトロ事業」の2つを事業の柱として展開

坂本様:ホテル、商業施設、オフィスビル等の常駐管理やマンション等への巡回管理により、各種設備の点検・最適化に向けた提案を行うファシリティ事業と、半導体、重電機器、医療、自動車関連の様々な業界やFA分野に向け、エンジニアによる技術サービスを提供するメカトロ事業の2つを事業の柱として展開しております。

導入の利点

法定雇用率の遵守、細やかな管理・サポート、社内交流

坂本様:率直に大変感謝しているということに尽きます。主に以下の3点に導入の利点を感じています。
①法定雇用率の遵守が可能になること、②農園勤務社員について医療的側面、マネジメントの側面から細やかな管理をしていただいていること、③社員に野菜を配布することで業務以外の面での交流が図れることです。
①について、弊社のビジネスモデルですと、現場に赴いてお客様の課題を解決する必要があり、障がいのある方にご活躍いただくことが難しい場面もありますので、農園という活躍の場をご提供いただけることに感謝しております。
②について、全体を通じて、とても細やかなサポートをしていただいている印象です。一人一人の体調やチームの状況について、変化があればメールや面談時に報告があり、その都度、方針を摺合わせて進めていただけるマネジメント支援がとてもありがたいと思っております。
弊社本社は東京にあり、遠隔地での雇用となるため、社員のフォロー体制について不安感がありましたが、すぐにその不安は払拭されました。
③について、生産された野菜を社員に配布することが大変喜ばれており、社内交流における潤滑油の役割を担っていると感じています。面談用に、調理した野菜や受取の様子を撮影・送付してもらうことで、普段顔を合わせる機会の少ない現場社員の様子を確認できるほか、業務以外での関わりが持てるという点で有用性を感じています。
また、農園に勤務する社員とのオンライン月次面談を通じて、食べ物や今までの思い出について話をする中で、宮崎県の風土や慣習に触れることがしばしばあります。障がい者雇用という目線に留まらず、JSHの掲げる「地方創生」というテーマに基づき、地方経済の活性化により一層寄与していきたいと考えております。

導入経緯

社員支援体制における仕組みづくりを主体的に考えてくださる真摯な姿勢を評価

坂本様:サービスの導入にあたり、特定子会社の設立や同業他社2社と比較検討を行っておりましたが、人を雇用すること、法定雇用率が今後も上昇していくであろうこと、今後も事業拡大していくということから考え、特に障がいのある社員が継続的に働ける環境づくりができるかを課題と考えていました。
弊社は、客先へのエンジニア派遣や建物の常駐管理等、遠隔かつ少人数での業務が多く発生する事業の特性上、障がいのある方を雇用しても、傍で見守ることが難しい環境にあります。
そのような中で、医療専門家を常駐させて、安全性の高いサポート体制を構築しているJSHは大変魅力的でした。また、送迎バスの運行や野菜のこども食堂等への寄付制度など、障がいのある社員が継続的に就労できるよう、一気通貫の仕組みづくりが細部にわたってなされていると感じます。
他社と比較して、そうした社員支援体制における仕組みづくりを主体的に考えてくださる真摯な姿勢を評価し、JSHが最適であると考え、ご依頼する運びとなりました。

社内における導入効果

社会貢献を実感する機会の醸成

坂本様:弊社では健康経営の取り組みの一環として、各拠点へ野菜を郵送しており、社員が美味しくいただいています。
皆、野菜が郵送されるのを心待ちにしており、包装のイラストをファイリングするほど楽しみにしている者もいます。絵を描くことが得意な方がおり、定期的に社員の似顔絵を描いてくださるのですが、そちらも大変好評です。
また、野菜の種類の豊富さに驚く声をよく耳にします。葉物野菜が中心なのですが、普段あまり見かけない品種が多く、毎回次はどんなものが届くのかと楽しみにしているようです。野菜を通じて社会貢献を感じていただく良いきっかけになっていると思います。
事業所が全国に散らばっていることもあり、全体の2~3割程度への送付に留まっておりますので、今後も各所への送付が出来ればと考えています。
 
▼野菜包装のイラスト

▼似顔絵を描いてもらった社員

特色

とりとめのない雑談から感じるお互いのキャラクター

坂本様:弊社では24年3月に新たに2チームが増え、現在計3チームが勤務しています。チーム数が増えたことで、様々な特性や考えをお持ちの方に在籍いただき、メリットと同時にそれぞれの特性に応じた配慮の難しさを感じております。
一方で、前述の通り日常においてはJSHが細やかにサポートをしてくださるので、雇用人数が増えた分もちろん対応時間は増えていますが、集中してコミュニケーションをとることができ、とても効率的な時間の使い方が出来ていると感じています。また、その時間内で農園勤務の社員のモチベーションをどう保つかというところで難しさを感じています。
弊社で特徴的なものと言えば、面談時の雑談が挙がるかと思います。社員一人一人が抱える問題は取り去ることが難しいものがありますが、あなたに興味があるということを伝え、双方の理解を深めながら関係を構築するために行っており、毎回和やかな雰囲気で終えることができているので、良い効果が出ていると思っています。

農園を活用した展望

社内外周知の強化

坂本様:弊社は「至る処に主体となり、企業が担う使命に応え、善き家庭をつくり、善き会社をつくり、善き社会をつくる。」という経営理念を掲げ、社員の主体的な成長とそれを通じた社会貢献を目指しております。JSHのサービスを利用し、地方在住の障がいのある方々へ就業の機会を提供することは、社会的意義の実現だけでなく、弊社の経営理念に通ずる点があると思い、今後も継続して取り組んでいきたいと考えています。
導入から1年半程度が経過しており、社内報で取り組みの紹介をしておりますが、まだまだ認知が足りていないと感じております。毎月野菜をお送りいただける仕組みが整っておりますので、今後も多くの社員の手元に届けることで認知を広め、その意義についても正しく認知されるよう、社内広報にも力を入れていきたいと考えています。社外に対してもCSRの取り組みの一環として、本取り組みを伝える機会の創出が出来ればと考えています。
また、他社のモデルケースになるような取り組みを進めていき、それを発信していくといった形で今回のインタビューのようにJSHと協力関係を築けていければと考えています。
 
▼ME農園メンバー

社名

株式会社マイスターエンジニアリング

業種

その他サービス業

従業員数

単体1,375名、連結2,663名(2024年3月末時点)

課題

事業規模拡大に伴う法定雇用率の遵守

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