障がい者雇用支援サービス コルディアーレ農園

 

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  • 障がいのある方も管理者も安心して活躍できる環境に共感! 看護師常駐やサポート体制が決め手となり、農園型障がい者雇用支援サービスを導入。

calendar_today2020/06/04

  • 業種医療機器
  • 従業員数4,355名(連結従業員数 35,027)
  • 課題M&Aに伴う雇用数不足の発生

障がいのある方も管理者も安心して活躍できる環境に共感! 看護師常駐やサポート体制が決め手となり、農園型障がい者雇用支援サービスを導入。

ニプロ株式会社 / 担当者名 総務人事本部 人事部 部長代理  石本 洋一 様

貴社事業についてお聞かせください。

 事業は大きく分けて、医療機器・医薬品・ファーマパッケージング(ガラス・医療用部材など)の3つがあります。もともとファーマパッケージングでスタートした当社ですが、現在は医療機器・医薬品が大きな柱となっています。
 今後は医療機器事業に含まれている再生医療分野を4本目の柱として考えています。具体的には、脊髄損傷の治療などを直近では視野に入れています。

弊社サービスの導入以前の障がい者雇用の状況はいかがでしたか?

 障がい者雇用は何とか踏ん張ってやっていました。ただM&Aを行った際に、合併先の企業で障がい者雇用が十分にされておらず、実雇用人数が低下してしまいました。
 さらに、新卒・中途などの増加分も重なり、障がい者雇用の不足が一気に出てしまいました。M&Aをおこなう前は、新卒社員の増加に伴う数名程度の不足は想定していたのですが、M&Aを機に10名前後の不足が出る結果となり、同時にハローワークからも改善に向けた指摘をされ始めました。
また以前より障がい者の定着状況としては、10名前後を雇用したとしても社内の理解が進んでおらず結果的に半分程度しか定着しないというような状況でした。法定雇用率の上昇もあり、担当者としてはだんだんと焦りを感じ始めました。

サービス導入の経緯、その成果についてお聞かせください。

 最初は状況が逼迫していたこともあり、一つの選択肢としてサービス導入検討をはじめました。複数社の展開する農園型障がい者雇用サービスを検討しました。 その中でJSH様の運営するコルディアーレ農園は、障がい者の視点から運営がきちっとされているというのが印象的です。そこで一度じっくり話を聞くために、営業担当の方に来てもらったというのがコルディアーレ農園の意義を深く知るきっかけでした。
実際に、営業の方から話を聞いてみると農園には看護師が常駐しており、もしもの時にも医療機関やご家族の方と連携が出来る体制が整っているという話を聞いて、これは信頼が出来そうだと感じました。
 私は、障がい者雇用で一番難しいところは、実際に障がい者をサポートする人だと考えています。そのサポートする人を支えることが出来る運営体制が十分に整っていることが重要だと考えていますので、その点についても非常に共感しております。
 本格的な導入検討の際には、現地へと見学のため伺いました。実際に、第一農園である五島市のコルディアーレ高田農園を見た時は、想定したよりも非常に開放感があり驚きました。また、農園に常駐している看護師の方とも話をしました。話を伺う中で、農園で働くスタッフをサポートしてくれそうで、信頼出来ると思いました。やはり、実際に現地に行ってみて、なんでも自分の目で見る事が必要ですね。
一方で、導入に向けて社内調整を進めるにあたっては、新しい取り組みとなることもあり社内の同意には多少の時間が掛かりました。実際、人事担当者以外は、障がい者雇用の採用や定着に課題があることを正確に知らないこともあり、私自身で障がい者雇用の状況について積極的に社内周知を図りました。
 最終的には、会社としても、障がい者雇用に関して課題がある状況は認識していたことと、コルディアーレ農園の取組みが地方人材の活用につながるという点から社内で同意を取ることが出来ました。
 導入してしばらく経つ今、サポーターを含めて、12名を雇用しています。

御社の障害者雇用促進法改正(2.3%への変更)への対応予定と方針についてお聞かせください。

 今後、業界としても私たちのサービスの需要は上がっていく中で、従業員数を増やしていくことを予定しています。一方で、社内では、障がい者雇用に対する意識はまだまだ十分とはいえないので、引き続き周知を図っていきたいですね。

最後に、導入を検討されている企業様へのアドバイスをお願いします。

コルディアーレ農園のサポート体制は、本当に充実していると思います。本当にこのサービスを選んで良かったです。他社の農園型の話も聞きますが、導入してからより一層運営がしっかりしていると感じます。
そして、やはり障がい者雇用を続けるにあたりサポートする担当者が一番大変だと強く思います。コルディアーレ農園では、その一番重要な運営のサポート部分がしっかりしていますので、非常に助かっています!これからも引き続き、農園の皆様と連携しながら進めていきたいと考えております。