導入事例詳細
訪問看護のノウハウをベースにしたサポートの手厚さが決め手!「働く社員にとっていい会社」を実現!
【お話を伺った方】
人事部 野村様(写真)、経営企画部 松本様
社名
株式会社システムサポート
業種
IT
従業員数
870名(2020年6月末現在)
課題
雇用率の未達成
課題
- 拠点のある都市部では障がい者を募集する企業数も多く採用に苦労していた
導入経緯
- サービスの安定性とサポートが決め手
- 地方創生に貢献できるという点も魅力だった
導入効果
- 障がい者雇用数も順調に増加
- 障がい者も含め「社員にとっていい会社」を実現を実感
事業内容
情報システムのコンサルティング、企画・開発・構築・運用・保守
野村様:当社は独立系のIT企業として、情報システムのコンサルティングから企画・開発・構築・運用・保守などのサービスを一貫して提供しています。
技術力の高さを強みとしておりまして、最先端のサービスやテクノロジーを取り入れ、豊富な経験やノウハウを活かしながら、長年にわたって様々な業種のお客様のイノベーションを支援させていただいています。
社員についてよく言われるのは『人当たりが良い人が多いね』という事です。風通しが良く、チャレンジ精神が旺盛な社員が多いという印象もあります。先ほど「技術力」に強みがあると言いましたが、技術系の資格取得の奨励制度にもすごく力を入れていまして、取得した社員には一時金を出すなどの制度もあります。
松本様:社員にとっていい会社にしよう、社員をサポートしようという想いが強い会社なので、「この会社で働いていてよかった」と感じ、笑顔でいきいきと働いている社員が多いのではないかと思います。
野村様:それから、昨今重要視されつつあるエンゲージメントの向上にも注力しています。特に社員面談には力を入れていて、なるべくたくさんの社員とじっくり面談できるように時間を取っています。
当社の社員はほとんどがエンジニアですが、技術力が大切なことは大前提として、やはりお客様を支援するにあたって「人間力」も重要だと思っています。その採用方針に沿って、面接ではコミュニケーション能力も重視して採用しています。
課題
障がい者を募集する企業数も多く採用に苦労。雇用の仕方に悩んでいた
野村様:当社は社員数が年々増えており、新卒だけでも毎年40~50名を採用しています。社員数の増加に伴い、障がい者雇用についても各拠点で積極的に募集をかけたり、面接したりしていました。
ただ当社の拠点のある都市部では障がい者を募集する企業数も多く、特にここ数年は採用に苦労しており、どのような形で雇用すればいいのか悩んでいました。
導入経緯
“農園型”サービスの安定性と、在宅医療をベースにしたJSHのサポートが決め手に
野村様:実は私が前職で農園の事業を検討したことがあったので、初めから農園をメインで探していました。色々と調べていく中で、JSHさんを見つけてご連絡させていただいたという流れですね。その他には重度障がい者の完全在宅のサービスや、就労支援センターと関係を構築して障がい者の方を紹介いただくという形も検討しました。
農園型のサービスは複数あったのでいくつかを検討したのですが、JSHさんは元々在宅医療から始まっている会社というのが魅力的でした。
だからこそきちんと送迎があったり、看護師さんが常駐されていたりと現場のサポートが手厚くて、「ああ、ここがいいな」と強く思いましたね。
もう一つは、JSHの営業担当の方にすごく良くしていただいたのもポイントです。
レスポンスも早くて、社内で役員の承認を得るために資料を作る際もすごくサポートいただけて本当に助かりました。
地方創生に貢献できるという点がすごくいいなと思いました。
都市型の農園を運営されている他社からは、頻繁に顔が合わせられますよ、といった提案を受けたこともありましたが、私たちは「地方の方々の生活を豊かにしよう」というビジョンに魅力を感じました。
新型コロナウイルスの影響もあってまだ農園に足を運ぶことができていないのですが、しっかりサポートいただけたので農園と遠距離でも全く不安はありませんでした。
導入検討時、初めは「IT企業なのに農園?」という意見もあるかなと思っていたのですが、役員からも良い反応がありました。
やはり地方創生への貢献やSDGsの取り組みにつながるという点が良かったのだと思います。
導入効果
障がい者雇用数も順調に増加し、さらに「社員にとっていい会社」の実現も実感
野村様:全体を通して農園側ですごくサポートをしていただけているので、やはりストレスや負担は絶対的に減っているなと感じています。
また実際に農園のメンバーと交流して 「仕事が楽しくなった」とか「毎日楽しく働けている」という意見を聞いた時「ああ、すごくいいことだな……」と心から思いました。当社のコンセプトである「社員にとっていい会社」が実現できていると感じます。
野菜が送られてくるたび毎回みんなで記念撮影をしていて、社長もおちゃめな写真を撮ってくれました。
みんな喜んでくれていて、社内報やホームページで社内の全体周知を進めています。
先日、全社のオンライン集会でも私のほうから農園の取り組みを案内しました。「こんな取り組みやってるんだ!」「いいね」と言ってくれる声が多かったですね。
自分でお金を出して良い野菜を取り寄せることってなかなかないじゃないですか。だからこそコルディアーレ農園の野菜は「すごくみずみずしくておいしい」と好評で、みんなも喜んで持って帰ってくれています。
当社で採用したメンバーのうち1名だけどうしても退職という形になってしまった方がいたのですが、退職後も引き続きJSHさんの在宅医療サービスでサポートしてくださっているという話を聞いて「とても素晴らしい体制だな」と感じましたね。
あと、緊急事態宣言が出た時、すぐに在宅での勤務に対応してくださいましたよね。対応の迅速さに、私達もびっくりし、とてもありがたいと感じました。
農園を活用した展望
この出会いをきっかけに、さらに農園や宮崎との交流を深めていきたい
野村様:今の時点では満足していますが、「もう少し農園のみんなと関われたらいいな」と思っています。
今は足を運べないこともあって、やはり通信手段がオンラインになってしまうので……。
当社は本社が金沢にあるので、元々宮崎は縁のない地だったのですがこの出会いを通して「宮崎の人ってあったかいな」と思いました。
せっかくなので、今後宮崎と東京や金沢で交流ができたらいいな、と考えています。
JSHさんのサービスで法定雇用率が達成できていることはありがたく思っているので、そこも引き続き取り組みつつ、やはり社内での雇用も並行して進めて、障がいがあってもエンジニアとして活躍できる、という会社にしていきたいです。
距離も離れていますし、一緒に仕事をする訳ではありませんが、障がい者の皆さんにも我が社の、システムサポートの社員だと思ってもらえるように情報をこまめに発信・共有するように心掛けています。
農園のスタッフさんから例えば会社のロゴ入りの何かを作ると喜ばれるかもしれないとヒントを頂いて、最近ロゴ入りのエプロンを作りました。
ゆくゆくは一緒のユニフォームを着て頑張ってもらおうかな、とも考えています。
また、当社の社風として、やはり「皆で成長し続けていい会社になろう」という考えが強いので、農園の方々にもぜひ色々とチャレンジしてもらいたいなと思っています。
例えば、今はベビーリーフを作っているのですが、いずれは入社式に飾れるようなお花や社員が仕事中に飲める紅茶など、違ったものにも挑戦してもらえたらな、と考えています。目標を持って働けるような環境づくりをしていきたいです。
地域貢献
SDGsの取り組みとして、障がい者雇用のほかにIT技術を活かした地域貢献も積極的に行っている
松本様:当社ではSDGsへ意識的に取り組んでおりまして、2020年11月に当社本社の所在地である金沢市様と日本マイクロソフト株式会社様、当社の3者間でクラウド技術等のITサービスを使用した地域活性化に関する連携協定を締結しました。
金沢市様が所有している施設や敷地を利用したり、日本マイクロソフト様や当社の持っている先進的なクラウド技術等のサービスを活用したりすることで地域活性化に取り組んでいこうというものです。
現在、日本マイクロソフト様のDXを実現する新しい取り組みの拠点である「Microsoft Base」が全国に12あるうち、北陸地方の唯一の拠点として当社が「Microsoft Base Kanazawa」を運営しています。
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▼「Microsoft Base Kanazawa」について詳しくはこちら
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最近の代表的な取り組みは、金沢市職員の方に向けたDX人材教育です。
地方におけるIT都市化の実現を目指して、まずは職員の方からITリテラシーを高めて地域のサービス向上につなげていこうと活動を進めています。
ホームページでは、SDGsのページに御社の農園について掲載しています。
ぜひご覧ください。
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▼SDGsの取り組みはこちら
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導入検討している方へ
障がい者の方に「入社してもらえてよかった」と心から思えます
野村様:やはり、どこの会社さんも障がい者雇用はすごく苦労されていると思います。
でもどうせ取り組むなら、担当者として「やってよかったな」と思えるのが一番だと思います。
その点で言えば、JSHさんのコルディアーレ農園での雇用は私自身も取り組んでいて楽しいですし、障がい者の方に「入社してもらえてよかった」と心から思えるので本当におすすめです。
まずはお話だけでも聞いてみると良いと思います!
社名
株式会社システムサポート
業種
IT
従業員数
870名(2020年6月末現在)
課題
雇用率の未達成
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