導入事例詳細
2020/07/20
- 業種卸売業(鉄骨建築資材・配管資材など)
- 従業員数514名 (2020年3月末)
- 課題働き方改革に伴う業務の切り出しの減少
働き方改革で業務の切り出しが減少!現地訪問で見た安心のサポート体制が決定打!
フルサト工業株式会社 (グループ会社:株式会社ジーネット) / 担当者名 グループ総務人事部 人事課 マネジャー 大石博紀
日本の製造業を支えるフルサトグループの特色
フルサト工業株式会社は、主に鉄骨建築資材、配管資材事業を展開しており、グループの
株式会社ジーネットは、主に機器工具事業・機械設備事業・住宅設備事業を展開しています。他にも、グループ会社で自動車産業向けの事業や、セキュリティ事業も近年拡大しており多様なフィールドで価値を提供しています。
私たちは、メーカー・商社両方の機能を兼ね備えているので、多角的なソリューションを提供できるのが強みです。グループ会社同士がお互いのシナジーを意識して、事業を推進しています。
社内の風土としては、上昇志向・チャレンジ精神を持っている社員が多いですね。
仕事はもちろんですが、プライベートでも様々な趣味やアクティビティにチャレンジしているので、非常に刺激を受けます。
※フルサト工業の製品の一つ、耐震部品のフルブレース
※ フルサト工業HPから画像を引用
職場見学や実習受け入れで障がい者雇用を進めるものの、働き方改革で業務が減少
私たちは、自社でも障がい者雇用について様々な取り組みを行っています。
ハローワークだけでなく、就労移行支援所や支援学校と連携した職場見学や実習の受入れも行っています。
採用後の業務としては、配送センター・工場や本社間接部門の配置が多くなります。
ただ、一方で、弊社は近年働き方改革に積極的に取り組んでいますので、段々と障がい者が従事するための業務が減少するようになってきました。
検討開始から決定まで1年間。農園見学での安心感が決め手
業務の切り出しに課題を抱える中、JSH様から営業をうけて、コルディアーレ農園サービスを知りました。
その辺りから、他社のサービスも含めて、農園型の障がい者雇用の検討を始めました。
決め手としては、農園に実際に訪問させて頂いたときの印象です。
見学した時に、入社いただく予定の方々の人柄や農園の環境を見ました。
現地の農園の管理をサポートしている様子を見てみることで、導入後のサポートをイメージすることが出来、安心しました。
導入後、法定雇用率の改善と、人事担当者・配属部署での負担が軽減!
導入前は、法定雇用率を下回っていたので、導入することで法定雇用率を改善することが出来ました。
さらに、これまでの人事担当者や配属先部署の業務切り出しなどの負担が軽減されたので、他の業務へのリソースの確保に繋がりましたね。
また、コルディアーレ農園の取り組みは、社内報への掲載により、会社として非常に重要な取り組みをしていると周知されています。
豪雨などのトラブルの際の迅速な対応を評価!
以前の現地の豪雨の際は、安全管理を逐一報告頂けたことがありました。
このような災害時においてはいくら当社の社員と言えども、JSH様が丁寧に安否確認等のサポートをしてくれることは非常に助かっています。
導入を検討している企業様に向けて
当社の社員であっても、JSH様は農園の運営において、自社の社員のようにサポートしてくれています。障がい者雇用に対する熱意・思いやりを感じるので、安心してサービスの提供を受けられます。
今後の採用・育成全般の方針 “その人にあったやり方を”
私が採用と研修を担当している関係で、採用と育成の部分の課題について言えば、少子高齢化、デジタル化、グローバル化の影響などで、これまでよりも人材の獲得が難しく複雑になってきたことです。
時代に取り残されないように、専門性を重視した人材の獲得・育成をしたいと考えています。
同じ環境で、同じ教育をするだけではなく、”その人にあったやり方”で専門性を伸ばしたいと考えています。
また、障がい者雇用については引き続き、職場見学や実習をはじめとする採用活動を継続していく予定です。
グループとしても障がい者雇用をはじめとして社会貢献を意識できるような組織を目指していきたいです!