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calendar_today2023/12/22

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障害者雇用ガイド|ハローワークの充実支援3つで長期雇用を実現

「ハローワークを活用して障がい者雇用を進めたいと考えている。ハローワークではどのようなサポートをしてもらえるんだろう」

「自社で障がい者雇用をしたもののうまくいかなかった。ハローワークなら長期雇用につながるサポートを受けられる?」

法定雇用率の達成や人材不足などの背景から、障がい者雇用を進めなければならないと焦っている担当者は多いかと思います。

その中で、少しでも負担を減らしつつ効率よく雇用したいという思いから、ハローワークなら障がい者雇用のサポートをしてくれるのではないかと感じているのではないでしょうか。

障がい者雇用をするときには、ハローワークで主に下記の3つの支援を受けられます。今の企業の課題に応じて必要な支援を受けることで、障がい者雇用を円滑に進められるようになります。

「ハローワークでこのような支援を受けられることを知らなかった」という状態では、本来受けられる支援を有効活用できなくなるので、事前に「何をしてもらえるのか」確認しておきましょう。

そこで本記事では、企業が障がい者雇用をするときにハローワークでできること、ハローワークを活用する流れなどをまとめて解説していきます。

最後まで読めば、障がい者雇用をするときにどのようなタイミングでハローワークを活用できるのかが分かり、自社の負担を減らしつつ障がい者雇用を促進できるようになります。

ハローワークでは、企業が障がい者を積極的に雇用できるよう手厚いサポート体制を整えています。

「知らなくて活用できなかった」と後悔しないためにも、ぜひご覧ください。

障がい者雇用に関する課題をお持ちの方はJSHにご相談ください。

【目次】
1. 障がい者雇用をするときにハローワークでできること3つ
2. 企業がハローワークを利用して障がい者を雇用する流れ
3. ハローワークで障がい者雇用を実現した企業の事例
4. ハローワークが申し込み窓口になっている障がい者雇用に関する助成金
5. ハローワークでの障がい者雇用が難しいと感じたら「コルディアーレ農園」をご利用ください
6.まとめ


1. 障がい者雇用をするときにハローワークでできること3つ

ハローワークでは雇用の検討から定着まで一貫したサポートを通じて、障がい者の積極的な雇用を促進しています。

障がい者雇用のためにハローワークが企業に対して実施していることは、主に下記の3つにわかれています。

ハローワークでできること 具体例
障がい者と企業のマッチング ・自社の条件に合う障がい者の紹介

・トライアル雇用(障がい者試行雇用)の活用支援

・障がい者就職面接会の開催

障がい者雇用をする企業の支援 ・法定雇用率を達成するための指導や助言

・障がい者雇用に関する不安や疑問の相談

・障がい者雇用に関するセミナー・勉強会の実施

・助成金の申請

関係機関との連携 ・企業の課題に応じた関係機関との連携

ここでは、障がい者雇用のためにハローワークができることを1つずつ詳しく解説しています。企業にとってハローワークを活用するメリットが分かるので、参考にしてみてください。

 

1-1.障がい者と企業のマッチング

1つ目は、障がい者と企業のマッチングです。ハローワークでは、下記のように企業の要件に合った障がい者とのマッチングを支援しています。

ハローワークの支援内容 概要
自社の条件に合う障がい者の紹介 ・求人に応募をしてきた障がい者を紹介してもらい、面接や試験を実施して雇用につなげる
トライアル雇用(障がい者試行雇用)の活用支援 ・トライアル雇用を活用して自社と障がい者の相性、適性を見極めながら雇用継続を判断する

 

※トライアル雇用:障がい者の適性や能力を見極めるために期間を限定して雇用する方法

障がい者就職面接会の開催 ・最寄りのハローワークの障がい者就職面接会に参加して自社と合う障がい者と面接をする

 

※障がい者就職面接会:就職を希望する障がいがある方と企業担当者が直接話をして雇用につなげる催し

ハローワークでのマッチングは、サポートが手厚い点が大きな魅力です。

企業が障がい者雇用をするときに悩むことや課題となることを理解しているため、要件の記載方法などミスマッチを防ぐ助言をしてもらえます。

例えば、初めて障がい者雇用をするときに「自社のどのような仕事を依頼できるのか」「どのような障がい特性の方に向いているのか」などは判断しにくい部分です。

この部分を明確にしないで障がいのある方を雇用すると働きにくさから定着せず、すぐに離職することが考えられるでしょう。

ハローワークでは障がいのある方を企業が積極的に雇用できるように障がい者雇用の壁を取り除いてもらえるので、ミスマッチが起こりにくく、双方にとって納得感のある障がい者雇用が実現できます。

また、ハローワークでは、トライアル雇用の申請、活用ができます。トライアル雇用とは、原則として3か月の試用期間を経て、継続雇用につなげる制度です。

正式な雇用契約を締結する前に、障がい者も企業もお互いに対する理解を深められるので、雇用継続の不安を軽減できます。

もちろん企業はハローワークを介さなくても障がい者雇用ができますが、ハローワークを活用することでサポート、制度を活用しつつ障がい者雇用を促進できます。

▼トライアル雇用については、下記の記事で詳しく解説しています。
障害者トライアル雇用の全ガイド|期間・求人・助成金を含む制度内容

 

1-2.障がい者雇用をする企業の支援

2つ目は、障がい者雇用をする企業の支援です。ハローワークでは企業が積極的に障がい者を雇用できるように、下記のような支援をしています。

ハローワークの支援内容 概要
法定雇用率を達成するための指導 ・企業が法定雇用率を達成するための支援をする

<例>

・障がい者の職場への定着、雇用を促すために企業ができることをアドバイスする

・障がい者雇用計画のチェックと経過観察をする

 

※障がい者雇用計画:法定雇用率未達の企業が計画的に障がい者雇用をするために作成する書類

障がい者の雇用の不安や疑問の相談 ・障がい者の雇用の不安や疑問を相談する

<例>

・どのような仕事を任せればいいの?など障がい者雇用を検討するときの不安を相談して解消する

・職場環境の整備や雇用管理方法など、障がい者雇用に関する知識を共有してもらう

障がい者雇用に関する勉強会・セミナーの実施 ・企業の障がい者雇用を促進する勉強会やセミナーに参加する

<例>

・最寄りのハローワークの障がい者雇用促進セミナーに参加して疑問、不安を払拭する

助成金の申請 ・障がい者雇用時に活用できる助成金の紹介、申請業務をする

<例>

・障がい者雇用で活用できる助成金を紹介してもらい、給付申請をする

ハローワークは単に就職を希望している障がい者を紹介するだけでなく、障がい者雇用の促進や雇用した障がい者の定着支援をしている点がポイントです。

とくに、はじめて障がい者雇用をする場合は、下記のように様々な不安、課題を抱きやすいです。

【障がい者雇用を検討するときの不安】

 

・どのような環境整備にすればいいのか

・どのような労働条件を提示すればいいのか

・どのような仕事を依頼すればいいのか

・従業員が理解しておくべきことや、配慮事項はあるか

このような不安があると「自社では障がい者雇用が無理かもしれない」と思いがちですが、ハローワークでは今までの経験やノウハウをもとに適切なアドバイスをしてもらえます。

どうすれば安心して障がい者雇用ができるのか突破口が見えて、障がい者とのマッチングに進めるようになるでしょう。

また、障がい者雇用の法定雇用率(企業が雇用しなければならない障がい者数のこと)を達成できていない企業に対して、障がい者雇用を進められるように指導することもハローワークの役割です。

障がい者雇用が進まない企業の課題を明確にして、計画的に雇用を促進できるようにアドバイスをしていきます。

このように、様々な視点から企業の障がい者雇用が円滑に進むようにサポートをする役割も担っています。

▼企業の障がい者雇用の法定雇用率については、下記の記事で詳しく解説しています。
障がい者雇用における法定雇用率とは?計算方法や企業への影響を解説

 

1-3.関係機関との連携

3つ目は、関係機関と連携した障がい者雇用の促進です。ハローワークは障がい者雇用支援をしている関係機関と企業をつなぐパイプ役を担っています。

障がい者雇用後の企業の課題に応じて、下記のような関係機関と企業をつなぎ障がい者の雇用継続を目指します。

主な支援機関 概要
地域障がい者職業センター ・障がい者の職場適応に課題がある場合に職場適応援助者(ジョブコーチ)が専門的な支援を行い、障がい者の職場適応を図る

・障がい者が働きやすいように職場環境の整備などの助言をする

職業能力開発校 ・障がい者が前向きに仕事に取り組めるように、状況に応じた職業訓練、技術の向上などを実施する
福祉施設・特別支援学校・生活支援センター ・障がい者が安定して過ごすためのサポートをする

・家庭訪問などで生活相談を行い精神面のケアをする

障がい者雇用は採用して終わりではなく、継続して働けるような配慮、工夫が必要です。「障がい者の特性に応じたフォローが分からない」「離職率が高い」などの課題は、より専門知識のある機関のサポートが必要になってくる場合が多いです。

そこで、ハローワークは企業の課題に応じて関係機関を紹介して、企業の負担を減らしつつ障がい者雇用が継続できる支援をしています。

例えば、職場適応援助者(ジョブコーチ)は、障がい者が職場に適応できるようにコミュニケーションの取り方や体調管理方法、業務への取り組み方などの支援をしています。

客観的かつ専門的な視点からアドバイスを受けることで、職場の上司や担当者だけでは解決できなかった問題が解消できるでしょう。

▼職場適応援助者(ジョブコーチ)については、下記の記事で詳しく解説しています。
障がい者雇用に役立つ『ジョブコーチ』とは?支援内容や利用方法を詳しく解説

障がい者雇用に関する課題をお持ちの方はJSHにご相談ください。

 

2. 企業がハローワークを利用して障がい者を雇用する流れ

企業が障がい者を雇用するときにハローワークができることが分かったところで、実際にハローワークを利用する方法と流れについて気になる方もいらっしゃるのではないでしょうか。

ハローワークで障がい者を雇用する際の一般的な流れは以下の通りです。

ハローワークで障がい者を雇用する時の流れ
STEP1:ハローワークへ相談する
STEP2:障がい者雇用に関する疑問を解消する
STEP3:どの仕事を障がい者に任せるか考える
STEP4:障がい者雇用で事前に解決できることを考える
STEP5:求人登録をして障がい者の募集をかける
STEP6:選考と面接をする

障がい者雇用には、事前に考えておくべきことや設備や環境の整理、また受け入れ体制の構築が必要となるケースが多くあり、実際に障がい者を雇用できるようになるまでに時間がかかってしまう場合もあります。

よりスムーズに障がい者を雇用するためにも、ハローワークを使って障がい者を雇用する流れを理解して、全体像を把握しておきましょう。

 

2-1. STEP1:ハローワークへ相談する

まずは、地域のハローワークに障がい者雇用について相談します。
ハローワークでは、企業の状況を把握したうえでどのような対応が必要なのか提案してくれます。

    • 障がい者を雇用したい場合 ➡︎ 障がい者雇用に必要な知識の確認・求職者の紹介
    • 障がいについて理解を深めたい場合 ➡︎ 他企業への見学会や勉強会への参加
    • 障がい者を雇用するための社内体制整備 ➡︎ 障がい者支援に関する研修・資格取得

このように、それぞれの相談内容に応じて、さまざまなサポートをしてくれるのがハローワークです。

相談できる地域のハローワークを探すには、厚生労働省Webサイト上にある全国ハローワーク所在地案内を確認するか、インターネットで「〇〇(地域名) ハローワーク」というキーワードで探してみましょう。

 

2-2. STEP2:障がい者雇用に関する疑問を解消する

障がい者の求人をかける前に、企業が障がい者雇用に関する不安や疑問点を解消しておく必要があります。

ここで不安や疑問点などを解消せずに障がい者雇用を進めてしまうと、「障がい者を雇用したけれどうまくいかない」や「障がい者を雇用したけれど不安がある」というような状態になってしまう可能性があるのです。

雇用前に不安と疑問点を解消して、安定した継続雇用を実現するための基盤を整えておきましょう。

 

2-3. STEP3:どの仕事を障がい者に任せるか考える

ハローワークでは、どのような仕事を障がい者に任せるべきなのかを相談したうえで求人をかけることができます。

障がい者に任せるための仕事の割り振りは、障がい者の定着率を高めるためには欠かせない重要なポイントです。求人をかける前に、ハローワークの企業向け窓口で障がい者に任せる業務を具体化しておくことで、自社のニーズに合致した求人票を作成できるようになります。

実際に障がい者を雇用している他社の実例をみながら、障がい者の仕事内容について考えたい場合は、障がい者雇用事例リファレンスサービスの利用もおすすめです。

障がい者雇用事例リファレンスサービスを利用すると、以下の条件で事例を絞り込み検索できます。

  • 取組事例や配慮別
  • 業種別
  • 障がいの種類別
  • 従業員数別

ハローワークからのアドバイスや他社の事例を参考にしたうえで、自社の業務から具体的に「切り出し」を行う手順を知りたい方は、【障がい者雇用】業務の切り出しの基礎知識|正しい方法とポイント3つで具体的に解説しているので参考にしてみてください。

 

2-4. STEP4:障がい者雇用で事前に解決できることを考える

いざ障がい者を雇用しようとなると、企業としてさまざまな問題を解決しなければいけなくなる場合があります。ハローワークでは、それぞれの企業の状態をしっかりと把握して「障がい者を雇用するために何をするべきか?」を一緒に考えてくれるのです。

例えば、企業の課題を解決するためには、ハローワークを通して以下のような方法を利用できます。

企業が抱える課題と解決策

バリアフリーやトイレなどの設備を整えなければいけない
➡︎ハローワークに相談してアドバイスをもらう

障がい者を雇用する場合の適した労働条件がわからない
➡︎ハローワーク窓口や労働基準監督署で賃金や条件の相談をする

障がい者の職業能力を向上させたい
➡︎職業訓練校や民間の訓練システムなどを活用する

障がい者の職場への定着率をあげたい
➡︎障害者職業生活相談員の選任や、ジョブコーチの派遣・配置を検討する(資格を取得する)

このように、企業が抱える課題はさまざまで、対処法も異なります。自社のみで解決しようとすると、いろいろな所に連絡を取り相談を繰り返す必要があるので時間も労力もかかってしまいます。

しかし、ハローワークの窓口を通すことで問い合わせややり取りを一本化できます。専門知識を持っているハローワークと一緒に、事前に課題を解決して障がい者を雇用しやすい環境を整えておくのが障がい者雇用を促進するために効果的な方法です。

 

2-5. STEP5:求人登録・選考・面接を経て障がい者を採用する

障がい者雇用に関する不安や疑問点を解消して、障がい者に任せる仕事が決まったらハローワークで障がい者求人登録をおこない、採用活動を進めていきます。

ハローワークの採用窓口では、企業の状況をしっかりと把握したうえで適した障がい者を紹介してもらえます。

面接での障がい者との接し方が不安な場合は、ハローワークを通して障がい者との接し方について事前に学ぶことも可能です。
ハローワークは、企業が安定して障がい者を雇用していくために環境づくりから採用活動まで幅広くアドバイスをしてくれます。採用後の問題や不安をサポートするために、地域の関係機関と連携しているので安心できます。
自社だけでは障がい者雇用が改善されないと悩んでいる企業や、障がい者雇用がはじめての企業は、まずはハローワークを通して障がい者雇用に挑戦してみましょう。

障がい者雇用に関する課題をお持ちの方はJSHにご相談ください。

 

3.ハローワークで障がい者雇用を実現した企業の事例

障がい者雇用でハローワークを活用する流れが理解できたところで、実際にハローワークを活用して障がい者雇用を実現した2つの事例をご紹介します。

企業 概要
畜産食料品製造業 ・トライアル雇用からスタートすることで障がい者と一緒に働く際の不安を払拭できた

・地域の支援機関と連携し「障がい者向けチーム支援」を作り支援を実施した

設備工事業 ・ジョブコーチの支援で、障がい者の職場定着率を改善できた

・障がい者の特性を事前に理解できて障がい者と円滑なコミュニケーションを図ることができた

ハローワークではどのような支援が受けられるのかイメージが持てるので、参考にしてみてください。

 

3-1.【事例1】はじめて障がい者を雇用した事例|畜産食料品製造業のケース

はじめて障がい者を雇用することになった畜産食料品製造業メーカーでは、ハローワークを利用して障がい者雇用に関する不安を解消しながら雇用を実現できました。

ハローワークの支援内容 結果
障がい者トライアル雇用を取り入れる

地域の支援機関と連携し「障がい者向けチーム支援」を作り、定期的に事業所を訪問

事業所内で障がい者に対する環境整備と理解を深めるためのサポートを提供

トライアル雇用で、実際に障がい者が働く姿を見ることで、障がい者と一緒に働く際の不安を払拭できた

トライアル雇用後も、支援機関を活用して引き続き障がい者を継続雇用できた

出典:厚生労働省「障がい者雇用のご案内」

はじめての障がい者雇用で漠然とした不安を感じていたのですが、ハローワークの支援のおかげで障がい者を継続して雇用できた事例です。

 

3-2.【事例2】障がい者が職場定着しなかった課題を解決した事例|設備工事業のケース

障がい者を雇用した経験はあるものの、なかなか職場に定着しないという悩みを抱えていた設備工事業では、ハローワークを利用したことで職場への定着率が上がり、安定した障がい者雇用が実現できました。

ハローワークの支援内容 結果
障がい者トライアル雇用を取り入れる

ジョブコーチ支援を活用

事業主や他の社員に対して、障がい者と働く際の対応方法をアドバイス

障がい者の特性を事前に理解していたことで、コミュニケーションが取りやすくなり、業務がスムーズに進んだ

短時間雇用から、継続雇用へとステップアップ

ジョブコーチの支援で、障がい者の職場定着が改善

出典:厚生労働省「障がい者雇用のご案内」

ハローワークの支援によりジョブコーチを活用したことで、障がい者と社員のコミュニケーションがスムーズになりました。そして社内のコミュニケーションが改善されたことで、業務が円滑に進むようになったのです。

トライアル雇用から短時間雇用、継続雇用へと段階を踏み、職場定着を実現できました。

障がい者雇用に関する課題をお持ちの方はJSHにご相談ください。

 

4. ハローワークが申し込み窓口になっている障がい者雇用に関する助成金

企業が障がい者を雇用すると、その経済的負担を軽減するためにさまざまな助成金を受け取ることが可能です。企業が受け取れる助成金は、障がい者の雇用人数やかかった費用によって変わってきます。
ハローワーク等を通して障がい者を雇用した場合のみに受け取れる助成金は以下の2種類(※2025年10月現在)です。

  • 特定求職者雇用開発助成金
  • トライアル雇用助成金

これらの助成金は申し込み窓口がハローワークになっているので、ハローワークを通して障がい者を雇用した場合は受給要件を確認し、積極的に活用しておきましょう。

 

4-1. 特定求職者雇用開発助成金

特定求職者雇用開発助成金とは、ハローワークなどの紹介で働くことが困難な人を継続雇用している企業が受け取れる助成金です。
特定求職者雇用開発助成金は、一般的な「特定就職困難者コース」と重い障がいを抱えている人を雇用した場合の「発達障害・難治性疾患患者雇用開発コース」の2種類にわかれています。

特定就職困難者コース
対象 ハローワークの紹介で、障がい者を継続雇用している事業主
支給金額 年額50万円〜100万円(中小企業の場合:年額60万円〜240万円)
助成対象期間 1年〜1年6ヶ月(中小企業の場合:1年〜3年)

※短時間労働者以外の支給額
出典:厚生労働省|特定就職困難者コース

発達障害・難治性疾患患者雇用開発コース
対象 ハローワークの紹介で、発達障がい又は、難治性疾患患者を継続雇用して、雇用管理に関する事項を把握・報告している事業主
支給金額 年額50万円(中小企業の場合:年額120万円)
助成対象期間 最長1年(中小企業の場合:最長2年)

※短時間労働者以外の支給額
出典:厚生労働省|発達障害・難治疾患患者雇用開発コース

中小企業の場合、最大の給付額が240万円と高額になっています。ハローワークを通じて、障がい者雇用を検討するときは活用を検討してみましょう。

 

4-2. トライアル雇用助成金

トライアル雇用助成金とは、ハローワークのトライアル雇用制度を使って障がい者を雇用した場合に受け取れる助成金です。トライアル雇用助成金は、勤務時間によって2種類にわけられます。

障害者トライアルコース
対象 障がい者を試行的に雇用している事業主
支給金額 ・精神障がい者の場合(1人あたり):月額最大8万円を3か月、月額最大4万円を3か月(最長6か月間)

・精神障がい者以外(1人あたり):月額最大4万円(最大3か月間)

助成対象期間 最長3か月〜6か月

出典:厚生労働省|障害者トライアルコース・障害者短時間トライアルコース

障害者短時間トライアルコース
対象 週20時間以上の勤務ができない精神障がい者や発達障がい者を、週20時間以上の勤務を目指して試行雇用をしている事業主
支給金額 1人あたり月額最大4万円
助成対象期間 最長1年

出典:厚生労働省|障害者トライアルコース・障害者短時間トライアルコース

すぐに障がい者を本採用する場合、企業側にも現場の業務にどのような影響があるのか、本人との相性はどうかなど、不安を感じる場面も多いでしょう。そこで積極的に活用したいのが、トライアル雇用助成金です。
受け取った金額を活用しながら、障がい者雇用を試しながら継続雇用を目指すのがおすすめですよ。

障がい者雇用を試しながら、継続雇用を目指したいときに向いています。

ハローワーク以外の窓口で申請できる障がい者雇用助成金もある
障がい者雇用助成金大全

 

障がい者雇用時には、ハローワークが窓口になっている助成金以外にも活用を検討できる助成金がたくさんあります。

 

「障がい者雇用助成金大全」では最新の助成金をまとめているので、ぜひ活用できそうな助成金を検討するときにお役立てください。

 

障がい者雇用に関する課題をお持ちの方はJSHにご相談ください。

 

5. ハローワークでの障がい者雇用が難しいと感じたら「コルディアーレ農園」をご利用ください

ここまで多くの企業が利用しているハローワークを通して障がい者雇用について紹介してきました。しかし中には、ハローワークを使っても障がい者雇用が改善されなかったと悩んでいる方もいらっしゃいます。
実際に弊社で、企業の障がい者雇用担当様へヒアリングを行ったところ、以下のような声を伺うことができました。

利用して感じたハローワークのデメリット

  • 柔軟な対応が難しい
  • 応募してくる障がい者の履歴書添削が細かすぎるため、履歴書を受け取るまでに時間がかかる
  • 応募してくる障がい者の面接など、寄り添ったサポートが足りない場合がある

障がい者雇用の専門窓口があるハローワークを活用しても、自社だけでは解決が難しい課題に直面するケースは少なくありません。そのような場合にオススメなのが、弊社が提供している地方の農園を活用して障がい者を雇用している「コルディアーレ農園」です。
コルディアーレ農園を利用することで、ハローワークにはない以下のメリットを得られます。

  • 地方の就労機会に恵まれない障がい者を雇用することで、都市部の企業でも雇用改善できる
  • 障がい者の採用から定着支援まで一貫したサポートで安心できる
  • 雇用率だけではなく地方創生(社会貢献)の一端を担える

新たな障がい者雇用の形として注目されている「地方の農園を活用した障がい者雇用支援サービス」についてみてみましょう。

 

5-1. 就労機会の少ない地方の障がい者を雇用できる

出典:厚生労働省|今後の障がい者雇用促進制度の在り方に関する研究会報告書の概要

厚生労働省の研究報告書をみてみると、東京や大阪などの都市部では障がい者雇用が確保できていないことがわかります。反対に、地方では充足率も高く、比較的障がい者が雇用しやすい状況なのです。

コルディアーレ農園は、主に九州エリアで展開しているので、安定した障がい者雇用を実現できます。もちろん採用する障がい者も、ご本人の希望と企業のニーズに合わせて紹介しているので採用のミスマッチを防ぎ、障がいのある方にとって本当に働きやすい環境を整備することができます。

 

5-2. 採用プロセスだけではなく採用後の障がい者のケアまで一貫してサポート

コルディアーレ農園では、障がい者をテレワーカーとして九州エリアの障がい者を雇用するにあたり、採用から職場定着までを一貫してサポートしています。
Web会議システムを整備しており、いつでもすぐにオンラインでつながることができるので、都市部の企業と採用活動や面談をおこなう中で『距離を感じさせない』障がい者雇用活動が可能です。
その他にも、障がい者に寄り添うために利用企業様と連携して以下のようなサービスを提供しています。

コルディアーレ農園の特徴的なサポート

  • 採用活動のサポート(登録制)
  • 障がい者の業務管理サポート
  • 障がい者が健康的に働くために、健康面や生活基盤の構築をサポート
  • 障がい者が働き続けるための教育面サポート
  • リアルとオンラインを活用した雇用・業務管理
  • 農園内に専門知識(各種有資格者)社員と看護師が常駐

このようなサポートを徹底しており、採用後も障がい者が長く働き続けられる環境を整えているので、障がい者の職場定着率も高いのが特徴です。

 

5-3. 地方自治体や関係機関と連携し、地方創生に貢献できる

コルディアーレ農園では、障がい者の就労機会が少ない地域に着目して、障がい者の就労機会を増やすことを目指しております。

地方に寄り添って続けてきた障がい者雇用支援サービスだからこそ、地方創生や社会貢献につながっているのです。

実際に、コルディアーレ農園を利用している企業からは「地方創生に携われることが魅力的である」や「社会貢献していることを体感できる」などの感想をいただいています。

障がい者雇用の創出を通して、日本国内でも注目されているSDGsのグローバル目標の中でも、9つの目標に合致した取り組みをおこなっているのがコルディアーレ農園なのです。

「罰則を受けないために障がい者を雇用する」という考えではなく、障がい者雇用を通して地方創生や社会貢献に関わっていけるという考えを持って障がい者雇用をしていきたい方は、ぜひコルディアーレ農園をご活用ください。

障がい者雇用だけでなく地域社会にも貢献できるのが
コルディアーレ農園

コルディアーレ農園では単に「法定雇用率の人数を満たすため」ではなく、障がい者を雇用する企業と働きたい障がい者、両者のニーズをしっかりと満たした雇用支援サービスをおこなっています。
実際に、コルディアーレ農園を利用している企業からは

 

  • 働いている障がい者へのアフターフォローがしっかりしている
  • 遠方にもかかわらず、現地と本社のコミュニケーションが密に取れる
  • 看護の知識があるので、安心して障がい者のサポートを任せられる
  • 地域とのつながりが深いので地域貢献できる
  • 農園内だけではなく、社内での障がい者雇用への理解を深める研修が良かった

このようなレビューをいただいています。
コルディアーレ農園では、働いている障がい者にしっかりと寄り添っているので、障がい者の方の働く意欲も高く職場定着率が上がり、企業の障がい者雇用の促進にもつながっています。
一時的な障がい者雇用ではなく、継続して安定した障がい者雇用を実現したいと考えている方は、地方の農園を活用した障がい者雇用支援サービス「コルディアーレ農園」を、ぜひご利用してみてください。

コルディアーレ農園について

詳しくはこちら

障がい者雇用に関する課題をお持ちの方はJSHにご相談ください。

 

6. まとめ

この記事では、障がい者雇用をするときにハローワークでできることや活用する流れなどをまとめて解説しました。最後に、この記事の内容を簡単に振り返ってみましょう。

〇障がい者雇用をするときにハローワークでできることは下記のとおり

ハローワークでできること 具体例
障がい者と企業のマッチング ・自社の条件に合う障がい者の紹介

・トライアル雇用(障がい者試行雇用)の活用支援

・障がい者就職面接会の開催

障がい者を雇用する企業への支援 ・法定雇用率を達成するための指導

・障がい者の雇用の不安や疑問の相談

・障がい者雇用に関するセミナー・勉強会の実施

・助成金の申請

関係機関との連携 ・企業の課題に応じた関係機関との連携

〇ハローワークで障がい者を雇用する時の流れは下記のとおり
STEP1:ハローワークへ相談する
STEP2:障がい者雇用に関する疑問を解消する
STEP3:どの仕事を障がい者に任せるか考える
STEP4:障がい者雇用で事前に解決できることを考える
STEP5:求人登録をして障がい者の募集をかける
STEP6:選考と面接をする

〇ハローワークが申し込み窓口になっている障がい者雇用に関する助成金は下記のとおり
・特定求職者雇用開発助成金
・トライアル雇用助成金

ハローワークを通じて障がい者雇用をすると、ミスマッチを防ぎながらも長期雇用につながる支援を受けやすくなります。

「障がい者雇用に踏み出せない」「障がい者雇用に課題がある」という場合は、まずはハローワークに相談し、自社に合った支援の形を探してみることから始めましょう。

この記事を書いた人

株式会社JSH|矢野 翔太郎

株式会社JSHにて障がい者雇用支援サービス「コルディアーレ農園」のスキーム開発から営業までを担当。
企業側の障がい者雇用の課題解決だけではなく、農園開設や運営にも携わることで、障がい者雇用のリアルな現場にも正対。
障がい者雇用における関連法案や海外の雇用事情についての知見もあり、セミナー等を通じて障がい者雇用に関する様々な情報発信もおこなっています。

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