障がい者雇用支援サービス コルディアーレ農園

 

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【合理的配慮の具体例集】障がい・場面別に提供のポイントを解説

この記事を書いた人

株式会社JSH|矢野 翔太郎

株式会社JSHにて障がい者雇用支援サービス「コルディアーレ農園」のスキーム開発から営業までを担当。
企業側の障がい者雇用の課題解決だけではなく、農園開設や運営にも携わることで、障がい者雇用のリアルな現場にも正対。
障がい者雇用における関連法案や海外の雇用事情についての知見もあり、セミナー等を通じて障がい者雇用に関する様々な情報発信もおこなっています。

「法定雇用率を達成するために障がい者雇用をしなければならない。合理的配慮が義務だと言われたけれど、具体的に何をすればいいのか?」

「障がいのある方と一緒に働いていて、合理的配慮の申し出があった。どのような配慮ができるのか具体的な例を知って検討したい」

2024年4月より、企業でも障がい者への合理的配慮が義務化されました。

合理的配慮を考える、もしくは求められるシーンが増え、具体的に何をしなければならないのか分からないと焦っている担当者も多いのではないでしょうか。

結論から言うと、合理的配慮では障がいのある方の申し出内容や現状に応じて、配慮するべき内容が異なります。

そのため「これさえ提供すれば問題ない」というものはなく、双方で話し合いをしながら臨機応変に対応する必要があります。

例えば、聴覚障がい者から「指示の内容が理解しにくい」と申し出があったときに、下記のように筆談を取り入れるのは合理的配慮の具体例です。

ただし、いざ必要な配慮をするときに「具体的に何をすればいいのか」理解していないと、対応に時間がかかる、障がいのある方に負担がかかるなどのリスクが考えられます。

企業や教育機関などが障がいのある方に合わせて合理的配慮を提供するには、多くの具体例を知っておくことが重要なのです。

そこで本記事では、障がいの種類や合理的配慮が必要なシーンごとに合理的配慮の具体例を詳しく解説します。

この記事を最後まで読めば、障がいのある方の申し出や現状に応じて、どのような合理的配慮を提供できるのかイメージできます。

企業での合理的配慮の提供が義務化されたからこそ「何をすればいいのか分からない」では済まなくなりました。

企業と障がいのある方の双方が納得のいく環境で働くためにも、ぜひ参考にしてみてください。

障がい者雇用に関する課題をお持ちの方はJSHにご相談ください。

【目次】
1.【障がい種類別】合理的配慮の具体例
2.【職場】障がいのある従業員に対する合理的配慮の具体例
3.【教育】障がいのある生徒に対する合理的配慮の具体例
4.【社会(サービス提供)】障がいのある方に接するときの合理的配慮の具体例
5. 企業が合理的配慮を実践するための4つのステップ
6. 職場における合理的配慮に課題があるならJSHの障がい者雇用支援サービスがおすすめ
7. まとめ


1.【障がい種類別】合理的配慮の具体例

まずは、障がいの種類ごとに検討できる合理的配慮の具体例をご紹介します。

障がいの種類合理的配慮の具体例
身体障がい者・障がいの度合いや負担に応じて必要な考慮をする

・場合によっては体力低下、定期的な通院などへの配慮が必要になる

知的障がい者・知的行動が制限される範囲によって必要な考慮をする

・行動に移すまでの時間、行動する時間がかかってもゆっくりと待つ

精神障がい者・現状や不安、困難さを理解したうえで、必要となる配慮をする

・によって体調や感情が変わりやすいことを考慮する

合理的配慮は基本的には障がいのある方からの申し出を受けて、相互理解をしたうえで実施するものです。これさえ実施すれば良いというものはなく、状況に応じて柔軟な対応が求められます。

そのため、あくまでも合理的配慮として検討できる一例として、参考にしてみてください。

▼合理的配慮については、下記の記事で詳しく解説しています。
障がい者雇用における合理的配慮とは?障がい別の事例や進め方を解説

 

1-1.身体障がい者に対する合理的配慮の具体例

身体障がい者とは、先天的もしくは後天的な理由で、身体機能に何らかの障がいがある状態を指します。視覚や聴覚、肢体、内部障がいなどが含まれます。

身体障がいの度合いや負担は、見た目だけでは判断できないケースが多いです。障がいのある方の意思表示を踏まえて、相互理解をしながら、下記のような合理的配慮を決めていく必要があるでしょう。

身体障がいの種類合理的配慮の具体例
視覚障がい視力に応じて見にくい・見えないことを配慮するサポートをする

<例>

・移動を極力減らす

・ルーペや読み上げソフトなどを導入する

聴覚障がい聴力に応じて聞き取りにくい・聞こえないことに配慮するサポートをする。とくに情報を正しく伝えることに配慮する

<例>

・災害などの危険が生じたときは警報ランプが点滅させて知らせる

・朝礼や会議の内容は文面でも渡す

肢体障がい障がいの負担に応じて移動範囲や肢体を動かす範囲を配慮するサポートをする

<例>

・車いすなどで移動できる空間を確保する

・机や作業台の高さを調整する

音声・言語・

そしゃく機能障がい

話し言葉によるコミュニケーションに配慮するサポートをする

<例>

・伝えたいことを分かりやすく紙に書く

・はいやいいえで回答できる質問をする

内部障がい障がいが業務や生活に与える影響を考慮してサポートをする。場合によっては体力低下、定期的な通院などへの配慮が必要になる、

<例>

・ぺースメーカーを装着している場合は、電子機器から離れて作業する

・体調に応じて休憩をこまめに取る

具体例には、下記のような合理的配慮が検討できます。

合理的配慮のシーン具体例
職場

(聴覚障がい者)

・業務の指示や連絡は、メールと筆談を使用する

・危険箇所がある場合はその場所まで一緒に行き目視で確認する

・一緒に働く従業員の理解を促進する

教育

(肢体不自由)

・バリアフリーの教室を増築して車椅子で移動できる環境整備をする

・看護師免許をもっている特別支援教育支援員を配置する

・急時対応マニュアルを作成して体調が変化したときに備える

社会(サービス提供など)・視覚障がい:欲しい商品の価格やスペックを読み上げて伝える

・肢体不自由:食事のときにスプーンやフォークも一緒に提供する

例えば、内部障がいがある方は、見た目だけでは職場、教育機関で必要な配慮が分からないことがあります。

事前に必要な配慮について話し合い、双方が同意したうえで「こまめに休憩を取る」「通院が必要なときは申し出る」などの合理的配慮が検討できるでしょう。

▼障がいの種類については、下記の記事で詳しく解説しています。
障がいの種類は?わかりやすく分類するなら身体・知的・精神の3種類

 

1-2.知的障がい者に対する合理的配慮の具体例

知的障がいとは、発達期(おおむね18歳未満)に知的行動に遅滞があり、日常生活や知的行動(読み書き、計算など)に支障がある状態のことです。

知的障がいがある方によって知的行動が制限される範囲が異なるため、配慮が必要なことを確認しながら同意を得たうえで提供するといいでしょう。

【知的障がいがある方が抱えている困難さの例】

 

・読み書きや計算などの特定の知的行動が苦手

・理解をする、行動するなどに時間がかかる

・じっとしている、同じ作業をするなどに苦手意識がある

例えば、考えたことを話す、言われたことを実施するなど具体的な行動に時間を要すことがある場合は、特性を理解して、ゆっくりと待つ配慮などが必要でしょう。

合理的配慮のシーン具体例
職場・配属部署でスタッフを選任し、マンツーマンで業務指導をしている

・個人の特性を見極めて一人ひとりに合わせた業務内容の見直しと業務量の加減をする

・新しい業務を増やすときは面談で本人に伝えて確認をする

教育・板書の負担を減らす工夫をする

・思いや考えをうまく表現できず黙ったまま動かなくなることを改善するためにソーシャルスキルトレーニングを実施する

・教室への入室を促す言葉がけをする

社会(サービス提供など)・商品、サービスの選定に時間がかかっても、焦らせることなくゆっくりと待つ

・説明が難しいと感じている様子がある場合は、手書きや身振り手振りを利用して伝え方を変える

 

1-3.精神障がい者に対する合理的配慮の具体例

精神障がいは、統合失調症や気分障がいなどの精神疾患により精神機能に障がいが生じて、社会活動、日常生活に支障をきたす状態のことです。

精神障がいは疾患や深刻度により、障がいのある方が抱いている困難さが大きく変わります。

【精神障がいのある方が抱えている困難さの例】

 

・漠然とした不安感や動悸、息切れ

・音や光などへの敏感な反応、幻覚

・意欲ややる気の低下

・複数指示での混乱

・感情の起伏

そのため、精神障がいのある方の現状や不安、困難さを理解したうえで、必要となる配慮を話し合い同意を得たうえで提供するといいでしょう。

例えば、どうしても周囲の音に敏感になってしまうと相談を受けた場合は、できるだけ人が行き来しない空間で仕事、勉強をするなどの合理的配慮を検討できます。

また、精神障がいの特性によっては、目に見えない感情の波があります。日によって体調や状態が変わることを踏まえて、合理的配慮を検討する必要があるでしょう。

具体例としては、下記を参考にしてみてください。

合理的配慮のシーン具体例
職場・商品数が多く迷うことへの苦手意識が強くストレスを感じてしまうため、一覧表を掲示して商品確認をしやすくした

・他の従業員と話すことが苦手な面があるので、本人にその都度確認して配慮が必要な場合は休憩時間をずらすようにする

・体調が日によって異なるため、普段と異なる場合はすぐに声掛けをする

教育・対人関係を築く困難さがある生徒に対して、個別の言葉掛けや見届けを丁寧に行った

・学習量を調整する、個別指導ができる時間を確保するなどして必要な単位が取得できるように配慮した

社会(サービス提供など)・接客の順番が来るまで休んでもらい、順番が来たタイミングで呼びにいくようにする

・会話に苦手意識がある場合は、必要以上に話しかけないようにする

障がい者雇用に関する課題をお持ちの方はJSHにご相談ください。

 

2.【職場】障がいのある従業員に対する合理的配慮の具体例

障がいの特性ごとの合理的配慮の具体例が分かったところで、シーン別での具体例をより詳しく見ていきましょう。

職場で雇用している障がいのある従業員に対する合理的配慮の具体例を、以下の4つの観点からご紹介します。

【職場で雇用している障がいのある従業員に対する合理的配慮が必要なシーン】

・職場環境の整備

・コミュニケーション方法

・柔軟な勤務体制

・業務の選定

障がいのある従業員にどのような合理的配慮をすればよいのかを知るために、ぜひ参考にしてみましょう。

 

2-1.職場環境の整備

障がいのある従業員に対する職場環境の整備は、バリアフリーが基本ですが、障がい特性に合わせた配慮する必要があります。

障がい種別ごとの合理的配慮の具体例は、以下の通りです。

身体障がいの種類合理的配慮の具体例
視覚障がい・歩行中につまずきやすいため、通路を塞ぐような物は置かない

・裁断機など刃物の位置は、事前に知らせる

・点字のディスプレイ付きパソコンや、音声読み上げソフトをレンタル/購入する

・特定の色が見えにくい場合、掲示物の文字色を見やすい色に変える

・暗いところで見えにくい、光を眩しいと感じる場合があるため、座席の照明の位置を変える

・点字なしのエレベーターを利用する場合、ボタン横に点字シールを貼る

※点字シールはネット通販でも購入可

・盲導犬の同伴出社を認める

聴覚障がい・聴導犬の同伴出社を認める
そしゃく機能

障がい

・経管栄養の時間とスペースを確保する

※経管栄養とは、口から栄養が摂取できず、チューブやカテーテルを通して胃や腸に直接栄養剤を注入すること

肢体不自由・車椅子が通れる十分な通路スペースを確保する

・通路を塞ぐような物は置かない

・入口や室内の段差をなくし、スロープを設置する

※スロープはネット通販でも購入可

・2階以上の部署に配属する場合、エレベーターを設置する

(エレベーター設置工事業者に依頼する)

・エレベーターのボタン位置が高くて押しにくい場合、低い位置に変更する

(エレベーター設置工事業者に依頼する)

・リフォーム業者に廊下の手すり設置を依頼する

・必要な物は手が届く範囲に置く

・車椅子に座ったまま仕事ができるように、利用しやすい机の高さに調整する

・一定の体温を維持するのが難しい場合、冷暖房が適温が確認する

内部障がい・障がいによって移動で疲れやすいため、所属部署を一階にする

・心臓機能障がいによってペースメーカーを装着している場合、高エネルギーの電磁波を出す機械に近づかせない

・膀胱や直腸に障がいがある場合、トイレに行きやすいように、出入り口に近い座席に配置する

・小腸機能障がいで経管栄養が必要な場合、時間とスペースを確保する

知的障がい者への具体例
・裁断機など刃物は、安全に取り扱えるようになるまで手の届く範囲に置かない

 

・精密機器や薬品類があるなどの理由で立ち入ってほしくない場所がある場合は、「立入禁止」ではなく「はいらない」などの分かりやすい言葉で書いた掲示をした上で、何度も説明する

精神障がい者への具体例
・その人にとってストレスがかかりにくい環境で同じ仕事内容を続けられるようにする

例:部署異動をなくし、ずっと同じ上司、同じメンバーで、毎日同じルーティンの業務を行えるようにする

 

・発達障がい者の場合、気の散りにくい座席配置にする

例:ついたて、カーテン、耳栓、サングラスの利用などを認める

同じような障がいでも、人によってその程度や現れている症状が異なるので、障がいのある従業員とよく話し合って、どうすればより良い職場環境にできるか検討しましょう。

採用前の職場見学時や面接時は、完璧な合理的配慮の提供は難しいですが、会社の玄関まで迎えに行き、様子を見ながら手を貸すことで、障がい者が過ごしやすい環境を整えられます。

 

2-2.コミュニケーション方法

障がいのある従業員とのコミュニケーションは、障がいによって意思疎通しやすい方法が異なるため、障がいに合わせて行います。

コミュニケーション方法における合理的配慮の具体例は、以下の通りです。

身体障がいの種類具体例
視覚障がい・話し掛ける時は驚かせないように、まず名乗ってから話し始める

・説明する際には、実際の方向や、大きさや色を踏まえて具体的に伝える

例:「あなたから見て2時の方向からご年配の男性のお客様がいらしています」

聴覚障がい・電話対応をなくす

・筆談や手話、パソコン/スマホのチャット機能を利用する

・補聴器を利用している場合、資料やマスクなどで口元を隠さず、できるだけゆっくりはっきりと話す

・会議など複数の人が会話する時は、発言者が手を上げてから話し始める

・片側の聴力だけ極度に低い場合、聞こえが良い方に移動して話し掛ける

音声機能障がい

言語機能障がい

・電話対応をなくす

・筆談や手話、パソコン/スマホのチャット機能を利用する

・大きくゆっくりと話しかける

・その都度聞き返し対応をする

知的障がい者への具体例
・イラストや写真などを使って説明する

・一度では理解するのが難しいことは、何度も繰り返して覚えてもらう

・仕事の手順を1つずつ分解して、少しずつ教える

精神障がい者への具体例
記憶障がい手がかりがあると思い出しやすいため、手帳やメモ、アラームを利用してもらう
社会的行動障がい感情をコントロールできない時は、話題や場所を変える
発達障がい具体的かつ視覚的な伝え方を心がける

例:「これをしてからあれもやっといてね」ではなく、仕事の流れを端的にまとめた紙を渡し、一つの工程が終わる度にチェックを入れてもらう

一度に多くの情報が

入ると混乱する場合

情報を整理して紙にまとめるなどして、ゆっくり具体的に伝える

障がい特性や障がいのある方の現状に応じて、双方が合意できるコミュニケーション方法を見つけましょう。

障がい者と一緒に働く上で、障がいについてもっと詳しく知りたいと思った方は、障がいの詳しい種類や要因も紹介している「障がいの種類は?わかりやすく分類するなら身体・知的・精神の3種類」を、ぜひご覧ください。

 

2-3.柔軟な勤務体制

障がいのある従業員が働きやすいように、合理的配慮の一つとして、柔軟な勤務体制も整えましょう。

障がいの種類や程度によっては、会社に出勤して業務をこなすことは、負担が非常に大きいからです。

一般従業員と同じ勤務体制では負担が大きい場合は、以下の選択肢の中からその障がい者に合う働き方を探す対応をしましょう。

・通勤ラッシュを避けるための時差出勤

・短時間勤務の選択

・体調や障がい特性に合わせてテレワークを選択

・定期通院による遅刻・早退

特に、じん臓機能障がいがある場合、人工透析は週3回、1回半日ほどの時間が必要となるため、障がいを理解して休みを取得しやすいように、周囲がフォロー体制を整える必要があります。

また、働き始めて間もない場合は、慣れない環境下で身体的・精神的に負担が掛かり、体調を崩しやすくなります。

そのため、採用した障がい者が仕事に慣れる前に早期退職せずに済むように、様子を見ながら少しずつ勤務時間を伸ばしていくなどの合理的配慮を提供しましょう。

障がい者雇用における勤務時間についてよくあるQ&Aを、「障がい者雇用の勤務時間|最新調査結果と雇用率カウント早見表で解説」でご紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。

 

2-4.業務の選定

障がいのある従業員に対する業務の選定は、障がい者のやりがいやモチベーションに関わるので、非常に重要になります。

障がい特性による業務の向き・不向きを踏まえて、適性に合った業務を選定しましょう。

まず、障がい別に比較的適性が高いと思われる業務の具体例は、以下の通りです。

身体障がい・事務作業

・座ったままできる簡単な製造作業

・エンジニア・デザイナー

知的障がい・清掃作業

・梱包、商品管理などのバックヤード作業

・簡単な農作業

精神障がい・コールセンター

・事務作業

・簡単な農作業

一方で、障がいによってできなかったり、危険性が高かったりする場合があるので、以下の業務は避けるべきです。

視覚障がい・荷物を運ぶ作業

・脚立の上などの高所作業

・人混みでの作業

聴覚障がい

音声機能障がい

言語機能障がい

・電話対応
平衡機能障がい

肢体不自由

・荷物を運ぶ作業

・脚立の上などの高所作業

・人混みでの作業

内部機能障がい・心臓機能障がいの場合、作業負荷は体力に応じて配慮する
・複雑な工程の業務

・突発的に対応する必要がある業務

・てんかんの発作が起こる可能性がある場合、高所作業や刃物を使った作業

・発達障がいの場合、特性上苦手な分野の業務

障がい別の適性についてもっと詳しく知りたい方は、「【2024年最新】障がい者に向いている仕事・探し方・雇用形態まとめ」で、仕事内容をご紹介しているので、ぜひご覧ください。

障がい者雇用に関する課題をお持ちの方はJSHにご相談ください。

 

3.【教育】障がいのある生徒に対する合理的配慮の具体例

続いて、学校などの教育機関が障がいのある生徒に対して検討できる合理的配慮の負担例をご紹介します。

教育現場で合理的配慮が求められる下記のシーンで、どのような合理的配慮が検討できるのかまとめました。

【障がいのある生徒に対する合理的配慮が必要なシーン】

 

・教育環境の整備

・コミュニケーション方法

・学習内容の調整

障がいのある方や保護者からの申し出により、どのような合理的配慮を検討できそうか確認しておきましょう。

 

3-1.教育環境の整備

教育環境の整備では、障がい特性に応じて問題なく学習に取り組める環境整備が求められます。バリアフリーや学習スペースの調整だけでなく、教材にも工夫が必要です。

また、生徒や保護者と合意を得ながら、日常生活や学習を支援する担当者を設置することも検討できるでしょう。

障がい別に検討できる教育環境の整備は、以下の通りです。

身体障がいの種類具体例
視覚障がい・瀬室内や行動範囲に音声信号や点字ブロックなどの安全設備を設置する

・教科書や図書館の本の拡大版、点字版を用意する

・座席を前列にするなど見えにくさを考慮する

聴覚障がい・補聴環境を整備する

・教材動画には字幕を挿入する

肢体障がい・車いすやストレッチャーなどが使えるように整備する

・廊下に物を置かないなど生活しやすい動線を確保する

音声・言語・そしゃく機能障がい・筆記など話すこと以外でコミュニケーションを図れるようにする

・経管栄養摂取などに対応できる環境を整える

内部障がい・緊急事態時のマニュアル、体制を整備する

参考:文部科学省「「合理的配慮」の例」

知的障がい者への具体例
・生活能力などを身に付けるための訓練ができる部屋を用意する

・現状に応じて補完的な対応ができる人材を配置する(漢字が読めないときにひらがなを書くなど)

参考:文部科学省「「合理的配慮」の例」

精神障がい者への具体例
・クールダウンや情緒安定に使える個室を確保する

・日々の体調や感情に応じて接することができる専門家を配置する

参考:文部科学省「「合理的配慮」の例」

 

3-2.コミュニケーション方法

教育現場でのコミュニケーション方法では、一人ひとりの状況を相互理解しながら円滑にコミュニケーションが取れる工夫が求められます。

「この方法だと理解しやすい」などは生徒によって異なるため、生徒と保護者と話し合い改善を重ねながら最適な方法を見つけるといいでしょう。

障がい別に検討できるコミュニケーション方法は、以下の通りです。

身体障がいの種類具体例
視覚障がい・できるだけはきはきと話す

・「誰が」「何を伝えようとしているのか」を口頭で説明する

・プリントや本などを渡すときは「〇〇を渡しました」と渡したものの説明をする

聴覚障がい・手話や筆記でコミュニケーションを取る

・災害時などの緊急時はランプを点滅させるなど視覚的に分かるようにする

肢体障がい・現状に応じて文字入出力ツールなどを導入する

・同じ視点(教員がかがむなど)でコミュニケーションを取る

音声・言語・

そしゃく機能障がい

・筆記などの手段でコミュニケーションを取る

・聞き取りにくい場合は「〇〇であっていますか?」と意思確認をする

知的障がい者への具体例
・理解しやすいようにゆっくりと話す

・写真や絵、カードなどを使い視覚的に伝える

・「~します」「~しましょう」と具体的な行動を指示する

・理解できないときは繰り返し伝える

精神障がい者への具体例
・否定をしないでゆっくりと話を聞く

・自分から話せない特性がある場合は積極的に話しかけるようにする

・一度に多くの情報を伝えずに1つずつ伝える

 

3-3.学習内容の調整

学習内容の調整では、障がいの特性に応じて学習内容の変更や学習量の調整が求められます。

教育機関側が「この内容を変更したほうがいい」と独断するのではなく、目指す姿を踏まえて保護者、生徒と話し合いを重ねながら、合理的配慮の範囲を決めるようにしましょう。

障がい別に検討できる学習内容の調整は、以下の通りです。

身体障がいの種類具体例
視覚障がい・図示がある教材には点字を利用する

・実験は音で結果が理解できるようにする

聴覚障がい・ヒアリングなどの学習は文字による代替問題を用意する

・リアルタイムでの文字起こしや手話を使い学習内容を伝える

肢体障がい・無理のない範囲で学習時間、学習量を調整する

・学習進度が遅くなる場合は個別指導の機会を設ける

音声・言語・そしゃく機能障がい・音読や音楽の合唱などは他の内容に切り替える

・筆記などでコミュニケーションを図る

内部障がい・主治医などと相談しながら学習時間、学習量を調整する

・学習時間の短縮などで理解が難しくなる場合は個別指導をする

参考:文部科学省「資料3: 種別の学校における「合理的配慮」の観点」

知的障がい者への具体例
・理解度に応じて必要な配慮(個別指導など)を実施する

・特性により学習が難しい範囲を理解して調整する

参考:文部科学省「資料3: 種別の学校における「合理的配慮」の観点」

精神障がい者への具体例
・日々の体調や精神状況に応じて学習量、学習時間を調整する

・集中力が続かないときは休憩を挟みながら学習する

参考:文部科学省「資料3: 種別の学校における「合理的配慮」の観点」

障がい者雇用に関する課題をお持ちの方はJSHにご相談ください。

 

4.【社会(サービス提供)】障がいのある方に接するときの合理的配慮の具体例

ここでは、業務でサービス提供をするときや障がいのある方と接するときに検討できる合理的配慮の具体例をご紹介します。

【障がいのある方にサービス提供などをするときに合理的配慮が必要なシーン】

・環境の整備

・コミュニケーション方法

自社の従業員だけではなく接点のある障がいのある方には、平等に合理的配慮を提供する必要があります。どのようなことを検討すればいいのか参考にしてみてください。

 

4-1.環境の整備

障がい者が抵抗なく利用できるように、環境の整備を検討しましょう。一例として、下記のような合理的配慮が検討できます。

身体障がいの種類具体例
視覚障がい・「お手伝いしましょうか?」「ここに段差があります」などの声掛けをする

・盲導犬の同伴を認める

・通路には物を置かない

・暗いところでは見えにくい視覚障がい者には、照明の当て方を工夫する

・特定の色が見えにくい視覚障がい者には、色の情報を補足説明する

・飲食店の場合、メニュー内容を説明する

・小売店の場合、ほしい商品の場所まで案内し、商品説明をする

・小売店で刃物などを取り扱っている場合、慎重に対応する

聴覚・平衡機能

障がい

・聴導犬の同伴を認める

・重要な情報を店内放送している場合は、紙に書いて知らせる

・杖の妨げにならないように、通路には物を置かない

肢体不自由・段差がある箇所にスロープを設置する、もしくは車椅子を押すのを手伝う

・通路には物を置かない

・飲食店の場合、車椅子のまま食事ができるように、椅子を片付ける

・小売店の場合、手の届きやすい陳列を心がけるか、高い陳列棚の商品を代わりに取る

内部機能障がい・急に気分が悪くなった場合は、休憩スペースに案内する

目の前にいる障がい者の気持ちを想像して、積極的に「お手伝いしましょうか?」と声掛けをし、障がい者が安心して利用できる環境作りを目指しましょう。

なお、身体障害者補助犬法によって、障がい者が盲導犬などの補助犬を連れていることを理由にした、飲食店などへの立ち入り拒否は禁じられ、社会参加の受け入れが義務付けられています。

 

4-2.コミュニケーション方法

障がいのある方とのコミュニケーション方法における合理的配慮は、主に身体障がい者知的障がい者に対して提供します。

障がいの種類に応じて、意思疎通しやすい方法が異なるからです。

具体例は、以下の通りです。

身体障がい者の種類具体例
視覚障がい・話しかける時は驚かせないように「いらっしゃいませ、店員の◯◯です」と名乗る

・視覚的情報を補足できるように、サイズや色、材料、価格などを具体的に伝える

例:「こちらは国産豚肉の肩ロースで、赤身と脂身が丁度良いバランスですよ。100g250円で、このパックは300g入り750円です。」

聴覚障がい・補聴器を利用している聴覚障がい者には、一言一言をできるだけゆっくりはっきりと話す

・片側の聴力だけ極度に低い聴覚障がい者には、聞こえが良い方に移動して話し掛ける

・聴力が低い場合は、筆談や手話、スマホのチャット機能によるコミュニケーションを行う

音声機能障がい

言語機能障がい

・筆談や手話、スマホのチャット機能によるコミュニケーションを行う

・大きくゆっくりと話し掛ける

・お互いの認識が食い違わないように、その都度聞き返し対応をする

肢体不自由・車椅子の人とカウンター越しに話す場合は、外に回って目線を合わせて対応する
知的障がい者への具体例
・読み書きや金銭などの理解度が低い場合、ゆっくりと分かりやすい言葉で話し掛ける

聴覚障がい者の中には全く聞こえない方もいれば、少しは聞こえる方もいるので、お客様の様子に合わせて、コミュニケーションを図ることが大切です。

また、聴覚障がい者の中には、難聴と弱視を併発している方もいます。
ペン先の細いボールペンでの筆談で見づらそうにしていたら、太いマーカーに切り替えるなど、目の前の人の助けになろうと考えてみましょう。

障がい者雇用に関する課題をお持ちの方はJSHにご相談ください。

 

5.企業が合理的配慮を実践するための4つのステップ

ここまで読み、障がいのある方から申し出があった場合に、どのような合理的配慮ができるのかイメージが持てたかと思います。

しかし、「うまくできなかったらどうしよう」「かえって失礼になるのでは?」などと、障がい者の方を前にしても、一歩を踏み出すのが難しいと感じる方は多いのではないでしょうか。

そこで、以下のように合理的配慮の提供の流れをまとめました。

合理的配慮の提供の流れ
(1)障がい者から申し出を受ける

(2)お互いに合意できるまで対話をする

(3)確定した合理的配慮を提供する

(4)提供内容を振り返ってさらに改善する

障がいのある方が困っている時に、迷わずに合理的配慮を実践できるように、ぜひ参考にしていただければと思います。

 

5-1.障がい者から申し出を受ける

まずは、障がい者から申し出を受けましょう。

障がい者には合理的配慮を受けるかどうかを選択する権利があり、特に職場で働く特定の従業員に「合理的配慮をしましょうか?」と働きかけるのは、よくないからです。

そのため、社内メールや朝礼などを通して、全従業員に対して「合理的配慮が必要な方は申し出てください」と広く告知する方法が推奨されています。

広く告知した結果、障がい者の方から「合理的配慮をしてほしい」との申し出があったら、次のステップに移りましょう。

店舗のお客様の場合は、先回りして合理的配慮を押し付けるのではなく、まずは「お手伝いしましょうか?」などの声掛けをしながら、いつでも助けになれる位置で様子を見守るのが望ましいです。

【障がいのある方から申し出を受ける前に環境整備・体制を整えておく】

障がいのある方からの申し出を待つのではなく、事前に障がいのある方としっかりと話をして無理なく仕事、勉強などができる環境を整えておくことが大切です。

事前に環境整備などができていれば、合理的配慮をして調整する必要がなくなることも考えられます。

合理的配慮が必要になったら対応するのではなく、事前にできることはないか検討しておきましょう。

 

5-2.お互いに合意できるまで対話をする

障がい者から申し出を受けたら、お互いに合意できるまで対話を行いましょう。

障害者差別解消法では、合理的配慮は義務としつつも、その提供に伴う負担が「過重にならない」ことが要件となっているからです。

「過重にならない」とは、企業にとって無理のない範囲で合理的配慮を提供することを言います。

例えば、車椅子の従業員が「座席を出入口付近にしてほしい」「車椅子に座ったままでも使いやすい机の高さに調整してほしい」といった内容を申し出た場合、企業はすぐに対応できます。

一方で、「会社への出勤が大変だから自宅の横に移転してほしい」と言われても、対応できません。

そういう時は、制度や費用など、さまざまな点を考慮して対話を続けて、以下のように実現可能なところまで折り合いをつけることが重要となるのです。

・通勤ラッシュを避ける時差出勤に変える

・マイカー通勤を認める

・テレワークの日を設ける

また、障がいのあるお客様がさまざまな申し出をされる場合もありますが、以下のようなケースでは申し出通りに対応できなくても、合理的配慮の提供義務に反しません。

飲食店

「食事介助をしてほしい」

→食事介助を事業の一環として行っていないことから、介助は断った
小売店(混雑時)

「店内を付き添って買い物を補助してほしい」

→混雑時は付き添い補助はできないが、店員が買い物リストを書き留めて商品を準備する旨を提案した

このように、「できる」か「できない」の二択ではなく、お互いに合意できるまで対話を繰り返し、障がいのある方が必要としていて、配慮を提供する側の負担も重すぎない内容を見つけましょう。

判断に迷う場合は、合理的配慮の提供について相談できる「つなぐ窓口」に電話相談するのがおすすめです。

・対応時間:10:00~17:00 ※週7日受付(祝日・年末年始(12月29日~1月3日)を除く)

・メール相談:info@mail.sabekai-tsunagu.go.jp(※「@」は半角)

 

5-3.確定した合理的配慮を提供する

続いて、対話の末に確定した合理的配慮を提供しましょう。

組織として、どの社員にも障がい者に対する合理的配慮の必要性を理解させると同時に、合理的配慮の提供は義務であることを通達しておきます。

なた、研修動画の視聴や、ペアで交代に、合理的配慮を提供する側とされる側を務めるロールプレイングをしておくのがおすすめです。

 

5-4.提供内容を振り返ってさらに改善する

合理的配慮は提供できたらそれで良いというものではなく、提供内容を振り返ってさらに改善していくことが重要です。

特に精神障がい者は、その日の体調によってできる範囲が変わることがあるため、一度その人への合理的配慮が確定したからと言って、ずっと同じで良いとは限りません。

職場でも店舗でも、障がい者への合理的配慮の実施状況や効果などの事例を共有すると、広い視野を持つことができるので、さらに良い改善策が見つけられるでしょう。

障がい者雇用に関する課題をお持ちの方はJSHにご相談ください。

 

6.職場における合理的配慮に課題があるならJSHの障がい者雇用支援サービスがおすすめ

合理的配慮の提供の流れが分かって、「この通りに取り入れたら実現できそう!」と前向きになれた方は多いことと思います。

一方で、「私たちの会社の場合は、現場の負担が大きくなるのでは?」「突発的に発生する業務が多過ぎて、合理的配慮まで手が回らないかも」と心配になった方もいるのではないでしょうか。

そこで、おすすめしたいのはJSHの障がい者雇用支援サービスです。

障がい者雇用支援サービスとは、以下のように企業が直接雇用した地方在住の障がい者の方に、働きやすいようにJSHが環境を整備した農園で、水耕栽培に従事していただくものです。

農園型の障がい者雇用支援サービス

障がい者の方はあなたの企業とは別の場所で働き、看護師による健康管理など、より専門的な合理的配慮はJSHにお任せいただきながらも、自社の従業員として雇用できます。

JSHの障がい者雇用支援サービスの特徴は、以下の3つです。

JSHの障がい者雇用支援サービスの特徴
・障がい者が安心して過ごせる職場環境を整備している

・安全でやりがいを感じられる水耕栽培業務ができる

・210社以上の企業で99%の継続率で利用されている(※2025年6月時点 MRRに基づく継続率)

障がい者雇用に関するさまざまな課題解決のお役に立てると自負しておりますので、ぜひ読み進めていただければと思います。

 

6-1.障がい者が安心して過ごせる職場環境を整備している

JSHの障がい者雇用支援サービスでは、障がい者が安心して過ごせる職場環境を整備しています。

JSHの「コルディアーレ農園」は完全屋内型で冷暖房完備の環境下で屈まずに作業できる上に、看護師が複数名常駐していて、日々の健康チェックまで実施されているからです。

障がい者の方が職場環境に戸惑うことなく、安心して仕事に取り組めるように、最大限の合理的配慮が提供されているため、職場定着率は非常に高くなっています。

 

6-2.安全でやりがいを感じられる水耕栽培業務

JSHの障がい者雇用支援サービスでは、雇用した障がい者の方に安全でやりがいを感じられる水耕栽培業務に従事していただきます。

水耕栽培はただ水をやれば良いというものではなく、細分化した多くの工程を確実に行う必要があるため、障がい者の方は農作物の成長過程を手助けすることで、大きな達成感を感じています。

生産した農作物は、企業の福利厚生の一環として従業員に無料配布する他、社員食堂での利用や、近隣の子ども食堂への寄付、JSHが開拓した販路を通じた販売も可能です。

企業で障がい者を雇用する際には、障がい者のためにどこまで環境を整備できるか、障がい者の適性に応じた業務を切り出せるかといった合理的配慮が課題となります。

JSHをご利用いただくことで、障がい者の方は水耕栽培を通して、企業の一員として福利厚生やCSRに役立つことができるので、あなたの企業のために生き生きと働いてくれるでしょう。

 

6-3.210社以上の企業で99%の継続率で利用されている

JSHの障がい者雇用支援サービスは210社以上の企業が利用しており、その継続率は99%(※2025年6月時点 MMRに基づく継続率)です。

導入企業・障がい者受入数実績

JSHの「障がい者と障がい者雇用に課題を抱える企業の架け橋になりたい」という思いに、多くの企業様が共感されているからこそだと考えています。

JSHの障がい者雇用支援サービスをご利用いただくと、企業で障がい者を雇用し、合理的配慮を提供する際に課題となりがちな業務の選定や定着支援をお任せいただけます。

一方で、企業の方にしていただくのは、毎日の日報や定期的なオンライン面談を通して障がい者の就労状況を把握して、企業の一員としてサポートすることです。

多くの企業で選ばれている、JSHの障がい者雇用支援サービスに興味を持って下さった企業の方は、ぜひお気軽に詳細資料をご請求ください。

障がい者雇用に関する課題をお持ちの方はJSHにご相談ください。

 

7.まとめ

本記事では、合理的配慮の具体例と提供方法を詳しく解説しました。最後に、この記事の内容を簡単に振り返ってみましょう。
〇障がいの種類ごとの合理的配慮の具体例は下記のとおり

障がいの種類合理的配慮の具体例
身体障がい者・障がいの度合いや負担に応じて必要な考慮をする

・場合によっては体力低下、定期的な通院などへの配慮が必要になる

知的障がい者・知的行動が制限される範囲によって必要な考慮をする

・行動に移すまでの時間、行動する時間がかかってもゆっくりと待つ

精神障がい者・現状や不安、困難さを理解したうえで、必要となる配慮をする

・によって体調や感情が変わりやすいことを考慮する

〇職場で合理的配慮が必要なシーンは下記のとおり
・職場環境の整備
・コミュニケーション方法
・柔軟な勤務体制
・業務の選定

〇教育現場で合理的配慮が必要なシーンは下記のとおり
・教育環境の整備
・コミュニケーション方法
・学習内容の調整

〇小売店で合理的配慮が必要なシーンは下記のとおり
・店内環境の整備
・コミュニケーション方法
・ルールの柔軟な変更

〇合理的配慮を提供するステップは下記のとおり
(1)障がい者から申し出を受ける
(2)お互いに合意できるまで対話をする
(3)確定した合理的配慮を提供する
(4)提供内容を振り返ってさらに改善する

障がいのある方が配慮を求める場合には、しっかりと話し合い双方が合意したうえで必要な合理的配慮を提供しましょう。
社内で合理的配慮を提供できるノウハウ、環境がない場合は、JSHの障がい者雇用支援サービスの活用を検討してみてください。

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